先日、冷蔵庫の製氷機のお掃除方法をご紹介しました。
その時「掃除期間の氷、ロックアイス買ってきた」と書いたのですが、ロックアイスって透明でとてもきれいですよね!
一方、家で作る氷ってそんなに透明じゃない。白っぽい。くすんでる。
そういえば喫茶店の氷も透明ですね。
おしゃれなバーの氷も透明。
(バーテンダーさんがキレイに丸に削るやつ!目の前では見たことないけど😅)
そこでどうして家庭で作る氷は白っぽくなってしまうのか、なぜお店の氷は透明なのかを調べてみました!
氷が白い原因は「空気」
氷が白い原因は中に空気が含まれているからなんだそうです!
てっきり私は不純物的なものかと思っていました。
なんとなく害にならない程度のゴミ?とかが白く見えるのかなと。
確かにブリタの水でもペットボトルの水でもトレビーノ浄水器の水でも、我が家の製氷機でできる氷は同じような透明度です。
だから空気だとしたら納得です。
でもなぜ空気が入るのかな?
急速に凍らせられた氷は中に空気が取り残される
家庭で作る氷は水を急速に冷却させて作られます。
そうです、さっさとたくさん作って欲しいから冷蔵庫もせっせと凍らせてくれます。
水の中には目には見えませんが空気が溶け込んでいます。
水は周りから凍っていきますが、急速に凍らされると中に溶け込んでいる空気が抜けずに氷の中に閉じ込められます。
これが氷が白くなる原因なんです。
ゆっくり凍らせれば透明な氷ができる
急速に凍らせるから空気が閉じ込められて氷が白くなるのなら、ゆっくり凍らせれば透明な氷ができるのかな?
その通り!
ゆっくりゆっくり凍らせれば、透明な氷ができるんです!
冬に水たまりや池の表面に氷が浮かぶことがあります。
あれはとても透き通っていますよね?
あの氷の透明度が高いのは、ゆっくり凍ったからなんです。
ゆっくりと凍っていく途中で空気が抜けていったから透明なんですね。
売られているロックアイスやお店で使われている氷は透明になるようゆっくりと凍らせて作られています。
まとめ:氷が白い原因は空気
氷が白くなる原因は「急激に凍らされたため中に閉じ込められた空気」でした。
身体に悪いものではないのでご安心を^^
おまけ:南極の氷には何万年も前の空気が閉じ込められている
余談ですが、私が若かりし頃「南極の氷でウイスキー」というのが流行りました。(流行ってはないかもw)
南極の氷に閉じ込められている空気は何万年前のものなんですって。
それが溶けるとパチパチと心地よい音がするんです♪
時代と空間を超えて・・・ロマンチックですよね。
(そういえば夏に横須賀軍港巡りをしたときに南極観測船のしらせがいました!)