「試験の前だから一夜漬けしなきゃ」
「活動時間を増やすのに睡眠時間を削ろう!」
「あー俺寝てねーわー!昨日2時間しか寝てねーわーつれーわー!!」
最後のは別としても、人間は睡眠と切っても切り離せない縁を持っています。
人間、睡眠をとらないと保ちません。そして最近ショートスリーパーだったり短眠法だったり、様々な方法で睡眠時間を削り、その分を活動時間にあてようという取り組みや書籍なども多数発売されています。
当編集部もそれなりに睡眠時間を削って昼夜問わず執筆を行うプロライターの集まりですが、その編集部の中で言われていることがあります。
「睡眠時間の長短は体質による」
これです。
今回は必要な睡眠時間は体質で決まる!というテーマをもとに、ロングスリーパーとショートスリーパーの違いやおすすめの睡眠の取り方をご紹介していきます。
そもそも必要な睡眠時間は?
結論、必要な睡眠時間は体質によってそれぞれ違います。3時間で大丈夫な人もいれば、12時間ほど寝なければどうしても体がもたない方もいらっしゃいます。
どっかの偉い人「人間誰しも、3時間寝れれば大丈夫だから働け!」
↑これ、とりあえず頭から放り投げてください。そんなワケありません。
基本的に3時間睡眠や4時間睡眠でも大丈夫なのは、いわゆるショートスリーパーと呼ばれる人達で、体質的に深い睡眠さえ取れていれば3時間や4時間の少ない睡眠時間でも十分に活動できる人達です。
▲睡眠時間を削って作業に勤しむ例
日本人の何割がこのショートスリーパーに分類されるのか、その明確な定義やデータはありません。しかし、ご自身の周りにも睡眠時間が短くても大丈夫な人というのは一定数いらっしゃるでしょう。
編集部にも何名かそういった人間がいますが、彼らはマジで1日3時間から4時間睡眠でバリバリ働きます。
反対に、1日8時間から9時間以上の睡眠時間を必要とする人たちのことをロングスリーパーと言います。こちらは体質的に長い時間の睡眠をとらなければ、活動することが難しい人達です。
8時間から9時間寝ることを必要とする人たちが1日6時間あるいは5時間未満の睡眠になってしまうと、その日一日なんとなく体に力が入らなかったり、頭がうまく活動しないようなイメージを持つこともあります。
ロングスリーパーの人はとにかく睡眠をとろう
ショートスリーパーの方々はさておき、ロングスリーパーの方が他は、周りから何を言われようとも体質的に眠いものは眠いのですし、動けない時には本当に動けないものなので、割切って睡眠時間を確保するように動きましょう。
1日24時間あります。
睡眠時間を7時間から8時間に設定して、あとはそれを差し引いた時間で1日をやりくりするイメージの方が結果的に色々うまく行きます。
睡眠時間を削ると結局翌日頭がうまく回らずにミスを連発したりするケースもありますので、睡眠時間の方を優先した方がパフォーマンスも良くなるというわけです。
またお仕事の関係上どうしてもここまでの睡眠時間を確保できないという方もいらっしゃるでしょう。
そういった場合は睡眠時にアイマスクをして光を遮断するなど、少しでも眠りを深くする方法をとるのがおすすめです。
筆者もどちらかと言うとロングスリーパーと言うかバリバリのロングスリーパーなのですが、睡眠時にアイマスクを使うなど光を遮断して眠ることで多少睡眠の質が改善したような気がします。
部屋を真っ暗にして寝ていても、スマートフォンや時計などわずかな光が入り込むことがあります。こういった光の刺激も遮断しておくと良いでしょう。
まとめ
このように体質に合わせて睡眠時間を適切に設定するのは翌日のパフォーマンスのためにも必要なこと。
夜やっておかなければならないことがある・・・そんな時でもロングスリーパーという体質であれば、翌朝早めに起きて作業をした方が結果的に全て上手くいくということもあるでしょう。
さあ、今日は早めに寝ましょう!