最近、オンライン診療が人気だ。
LINEで医療機関と連携でき、診察はビデオ通話でOK。
薬は、宅配で届く。
そんな近未来が、もう、すぐそこまで来ている。
(と言うかもう到着している)
* * *
時は2021年。
思えば、時代はずいぶん進歩した。
かの名監督「スタンリー・キューブリック」による「2001年宇宙の旅」は、残念ながら現実のものとはならなかった。
最近になってようやく、例のお金配りおじさんが宇宙に行こうとしているくらいだから、まあ、もうちょっと一般的なものになるには、時間がかかるだろう。
また、某・葛◯区亀有公園前派出所勤務の両津勘吉巡査長によれば「2001円府中の旅」というギャグがメガヒットしたのも今は昔。
だが、テレビ電話を使用したオンライン診療は現実のものとなった。
この記事では時流解説として、話題のオンライン診療について余すところなく解説していく。
オンライン診療とは

厚生労働省が開示・公開している資料によれば、平成30年頃から「オンライン診療の適切な実施に関する指針の策定について」という資料が発布されるなど、日本国内ではオンライン診療の機運が徐々に高まっていた。
そして昨今、新型感染症・感染拡大の折、当然の帰結としてオンライン診療に関する需要が高まった。
結果的に今、遠隔診療などとも表現するが、オンライン診療が一般的なものになりつつある。
もちろん手術ができたり、骨折をオンライン診療で治すことができる、という話では、まだまだない。
いま本記事を骨折しながら、あるいは重篤な症状を抱えながら、もしかしたらどう考えても医者にかかった方が良いのに放置してしまっている方については、悪いこと言わないので近くの医者にかかってほしい。
オンライン診療のメリット・デメリット

オンライン診療のメリットとデメリットについて解説する。
まずはメリットだ。これはめちゃくちゃある。
オンライン診療のメリットと言えば何と言っても、医者にかかる必要がないということだ。
正確に言うと、病院に足を運ぶ必要がないのだ。
オンラインで完結する範囲のことであれば、ビデオ通話やテレビ電話を用いることにより、医師と直接話ができる。
よって、診察室に足を運び、くるくる回る頼りない椅子に腰掛け、ペロンと服をまくり上げる必要はないのだ。
ついでにいってしまえば、病院にかかった後、薬局で待ち時間を過ごす必要もないだろう。
一方で、もちろんデメリットも存在する。
重篤な病気や症状・疾患についてはやはり、直接医師の診察や検査がなければ発見できないということだ。
また、外科的な領域についてはほぼ治療は難しいだろう。
例えば、松葉杖が必要なのにオンラインで何とかなることは、まず、ない。
とはいえメリットの方が今のところ多いと考えても、決して差し支えはないだろう。
オンライン診療で診てもらえる病気の種類
オンライン診療を行っている医療機関によって、診てもらえる種類は異なる。

ここでは一例として、オンライン診療を行っているM&Mクリニックで扱っている処方薬一覧から対応してもらえそうな症状をまとめてみよう。
AGA
いわゆる薄毛や頭頂部の寂しさは、AGAという症状であるケースもある。
賢明な読者諸君におかれては、AGAの治療薬があることをご存知だろう。
しかし実際に処方を受けるためには専門のクリニックで受診をする必要がある。
ただこれは非常にコストの高い話ではないだろうか。移動コスト、時間的コスト、そしてAGAの専門クリニックに足を運ぶという情報を漏洩リスクに関する精神的なコストだ。
オンライン診療でAGA治療薬が手に入るとなれば、これらのコストはすべて雲散霧消すると言ってもよいだろう。
性感染症
病院にかかることが「はばかられる」案件のひとつに、性感染症がある。
♪いつのことだか 思いだしてごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
・・・懐かしい童謡も、年を重ねれば別の意味に聞こえてくる。
要するに性感染症の治療薬もまた、病院にかからないともらえないお薬ではあるものの、病院に足を運ぶのがなかなか難しい。
これを解決してくれるのがオンライン診療だ。
待合室で知り合いに会うリスクもなければ、情報漏洩リスクもなし。
薬は宅配で届くから、薬局で誰かと遭遇するリスクも考えなくてよろしい。
これだけでも極めて恩恵の多い話ではないだろうか。
ED
敢えて言おう。
立ち上がれ、日本男児よ。
再び立ち上がり、活力のみなぎる生活を送るなら、オンライン診療だ。
夜の繁華街で出会ったちょい悪オヤジから買った怪しい漢方とか、謎のルートで仕入れたフィルム(正規医薬品のNGルート品)とか、そんなの飲んでいる場合ではない。
ちゃんと病院にかかろう。
大丈夫だ、オンライン診療なら秘密厳守で、誰にもセンシティブな悩みを知られることはない。
エイジングケア
エイジングケア。
女性にとって、そして最近は男性にも、重要なこととなった。
これについても処方を受けるには、様々なハードルがあるだろう。
─安心していただきたい。
そんな方のために、オンライン診療はあるのだ。
GLP-1
血糖値に関連してケアが必要な方は、リベルサスなどを代表とするGLP-1に関連する薬剤が必要というケースもあるだろう。
こちらについてもオンライン診療で手に入れることが可能となっている。
今話題のオンライン診療に申し込む流れは?

流れは単純明快だ。
例によって先程から引き合いに出している、M&Mクリニックの情報をお伝えする。
まずは公式ラインからオンライン問診表を入力しよう。
なんのことはない、スマートフォンで簡単に入力できる。
続いてオンライン診療に際して日程を予約しよう。
勘違いしている方が多いのでここで断っておくが、無診療で薬がもらえるわけではないことに注意が必要である。
オンラインとはいえ、ビデオ通話で医師と直接面談し、問診の後に薬が出てくるというイメージだ。
最後に待っているのは薬の処方だ。
これは、希望の住所に宅配で届けてもらえる。
後は薬の到着を待つばかりとなる。
これだけだ。
まとめ

このように自宅でお医者さんとお話ができ、さらに薬の処方を受けることもできる─
そんな近未来の医療体験が、この日本で出来るようになった。
今回紹介したM&Mクリニックの公式サイトは、ここからアクセス出来る。
・医者にかかる時間がない
・様々な事情で病院に出入りしているところを見られたくない
などのご事情がある方も、そうでない方も、新しい選択肢をいち早く体験しておくと良いだろう。
