「ニキビは青春のシンボル」などと言われますが、大人になってもニキビに悩まされている人がいます。
はい、私です。
ちょっと前までは大人がニキビなんて言おうもんなら「ニキビじゃないよ!吹き出物だよ!もうニキビなんて言っていい年じゃないよ!」なんてからかわれましたが、今ではしっかり「大人ニキビ」という言葉が定着しています。
ニキビは毛穴が詰まってアクネ菌が繁殖し、炎症を起こしている状態の皮膚疾患です。
若い子のニキビも大人のニキビも疾患としては同じですが、できる原因が違うんです。
そこでこの記事では
・大人ニキビと思春期ニキビの違い
・大人ニキビを防ぐには
をご説明したいと思います。
大人ニキビと思春期ニキビの違い
大人ニキビも思春期ニキビも『尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)』という皮膚の病気です。
どちらも同じ状態なのですが、できる原因が違うんです。
思春期ニキビの原因
思春期ニキビの原因は皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりです。
第二次性徴をむかえると皮脂の過剰分泌が起こるようになります。この過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせ、ニキビが発生します。
大人ニキビの原因
油っぽくなってできる思春期ニキビとは反対に大人ニキビの原因は乾燥。
肌の水分不足によりターンオーバーのサイクルが乱れ角質がたまり、これが毛穴を防いでしまいニキビが発生してしまいます。
また女性の場合は生理のサイクルでホルモンバランスの乱れが現れます。
それにより脂っぽいのに水分は足りない、といった肌バランスの悪い状態に。これも毛穴を詰まらせる原因になります。
大人のニキビはどう対処すればいい?
まずはひどいニキビは皮膚科に!これが鉄則です。
そのほかに日ごろのケアとして大事なのは肌の保湿をしっかりとすること。
よく「安い化粧水でいいからたっぷりと」と言いますが、あんまりプチプラなものはアラフォー以降は厳しい気がします。
かと言って高価なものがいいというわけでもありません。
値段関係なくいくつか試してみて、しっかり保湿ができる化粧水を選んでしっかり肌を潤しましょう。
炎症がひどいようなら敏感肌用の化粧水がおススメです。
肌の状態がよくなればターンオーバーのサイクルも正常化します。
そうすれば古い角質は自然と排出されるようになり、毛穴の詰まりは解消されます。
ホルモンバランスの乱れに関してはPMSなど体に不調を感じている方はどうぞ婦人科に。
(40過ぎたらかかりつけの婦人科医を見つけておくように、とはアラフィフの友人の口癖です。)
私は命の母ホワイトが合ったようで、生理前のあごニキビはこれで解消しました。
ストレスをうまく解消できる方法も自分で見つけておけるといいですね。
まとめ:大人ニキビはしっかり保湿で肌バランスを整えよう
思春期ニキビは過剰な皮脂分泌、大人ニキビは乾燥とできる原因が違います。
しっかり保湿、酷ければ皮膚科・婦人科にGOですよ!
どうぞニキビの悩みが解消されますように。