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登下校の見守りには、AirTagよりも専用の見守りGPSのほうが圧倒的に向いているというのが結論です。
AirTagは近くにあるApple製品のBluetooth機能を使ってiCloudに位置情報を送信します。つまりAirTagの近くにAppleユーザーがいない場合、正確な位置は分かりません。
引用元: AirTagは子供の見守りに使ってはいけない!代わりにおすすめのGPS3選(コドモニ)
詳しい情報は以下をご覧ください。
AirTag・見守りGPS・キッズケータイ、そもそも何が違うの?
AirTagは近くにiPhoneユーザーがいないと位置がわからない
まず知っておいてほしいのが、AirTagにはGPS機能が搭載されていないということです。
「え、AirTagって位置がわかるんじゃないの?」と思いますよね。
AirTagの仕組みは、近くにあるiPhoneのBluetooth機能を借りて位置情報をiCloudに送るというものです。つまり周囲にiPhoneユーザーがいなければ、位置はまったく更新されません。
都心部の繁華街や駅周辺ならiPhoneユーザーが多いので使えることもありますが、住宅街の通学路や学校内では精度がガクッと落ちます。
見守りGPSはリアルタイム追跡+到着通知で安心
見守りGPSは、その名の通りGPS衛星を使ってリアルタイムに子どもの位置を追跡する専用端末です。
「学校に着きました」「学校を出ました」という通知がスマホに届くので、仕事中にいちいちアプリを開いて確認する必要がありません。
代表的な機種としては「あんしんウォッチャー」(KDDI)、「みてねみまもりGPS」(MIXI)、「BoTトーク」などがあります。
この動画では見守りGPS4機種を実際に使って比較しています。
キッズケータイは通話・メッセージができる→月額が高め
キッズケータイは、位置確認に加えて通話やメッセージのやりとりができる子ども向け携帯電話です。
「お迎え遅れるよ」「今から帰るね」といったリアルタイムの連絡が取れるのが最大のメリットです。
ただし、見守りGPSと比べて月額が高くなる傾向があります。
また「携帯電話」である以上、学校への持ち込みが禁止されている場合もあるので、見守りGPSとは扱いが異なる点にも注意が必要です。
この動画ではキッズ携帯と見守りGPS(Bot)のメリデメを実際に使って比較しています。
「AirTagで十分でしょ」が危ない理由
iPhoneユーザーが少ない場所では位置が更新されにくい
AirTagの位置情報は、近くを通ったiPhoneユーザーのBluetooth通信を経由して更新されます。
つまり、通学路や学校の周辺にiPhoneユーザーが少なければ、位置情報は「何分前にいた場所」のまま更新されないのです。
「今どこ?」と知りたいタイミングで位置がわからないのでは、見守りとしての意味がかなり薄くなってしまいます。
8時間以上離れるとアラームが鳴ってしまう
AirTagにはストーカー対策として、持ち主のiPhoneから8〜24時間離れるとランダムでアラーム音が鳴る機能が搭載されています。
子どもが朝家を出て学校に行き、帰宅するまでの間に8時間以上経つと、この機能が作動してランドセルの中でピーピー鳴る可能性があります。
AirTagは「持ち物を探す道具」で「人を見守る道具」ではない
ここが一番大事なポイントです。
AirTagはAppleが「忘れ物や紛失した持ち物を探すため」に設計した製品であり、人の居場所をリアルタイムに追跡するためのものではありません。
AirTagは人を探す目的に設計されていないため、GPSの代用としては不向きです。子供用GPSとして代用すると、期待と違って後悔しやすいです。
引用元: AirTagを子供に持たせるデメリットは?GPS代わりとして使えない!(子供用GPSの教科書)
じゃあどれを選べばいい?目的別のおすすめの考え方
登下校だけ見守りたいならシンプルな見守りGPSで十分
「学校に着いたか」「帰り始めたか」がわかれば十分、という方にはトーク機能なしのシンプルな見守りGPSがおすすめです。
月額500円前後で「学校に着きました」通知が届く安心感は、仕事中の親にとって本当にありがたい機能です。
この動画では小学校で始まった児童の見守りサービスを取材しています。
習い事や放課後も見守りたいならトーク機能付きが安心
放課後に習い事に1人で通ったり、友達と公園に行ったりする場面まで考えるなら、ボイスメッセージの送受信ができるトーク機能付きモデルがおすすめです。
代表的なモデルとしては「みてねみまもりGPSトーク」「BoTトーク」などがあります。
通話はできないけどボイスメッセージは送り合えるというちょうどいい塩梅で、キッズケータイよりもコストを抑えられます。
ちなみに高学年になってスマホを持たせるようになったら、見守りGPSは「学校用」として引き続き使えます。スマホは学校に持ち込めないけどGPSなら持ち込めるケースが多いからです。
学校への持ち込みルールは事前に確認しておこう
最後に、意外と見落としがちなポイントをひとつ。
見守りGPS・AirTag・キッズケータイのいずれも、学校への持ち込みルールは学校ごとに異なります。
文部科学省が「子ども用GPSは持ち込みOK」と統一ルールを出しているわけではありません。実際は学校ごとの判断になっていることがほとんどです。
引用元: 子供用GPS 徹底比較 2026年4月使い比べおすすめランキング(こどもGPS研究所)
購入前に学校の入学説明会で聞いておくか、個別に先生に相談してみるのがベストです。
お子さんの登下校の安全を守るために「家族の決まりごと」を作る方法については、別の記事(近日公開予定)でまとめる予定です。ガジェットだけでなく、家族のコミュニケーションも大切な安全対策のひとつです。
まとめ
子どもの登下校の見守りには、AirTagよりも専用の見守りGPSが向いているということがわかりました。
子ども乗せ自転車のルールはこちらの記事で詳しくまとめています。ヘルメットの義務についてはこちらをどうぞ。歩道を走っていい条件はこちらにまとめています。


