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漫画家でエッセイストの東海林さだおさんが、2026年4月5日に心不全のため88歳で亡くなっていたことがわかりました。
サラリーマンの哀歓をいた漫画や、軽妙な食のエッセーで知られた漫画家の東海林さだお(しょうじ・さだお、本名=庄司禎雄=しょうじ・さだお)さんが4月5日午前、心不全のため東京都の病院で死去した。88歳。葬儀は近親者で行った。喪主は妻、久江さん。
引用元: 東海林さだおさん死去 漫画家「タンマ君」、88歳(日本経済新聞)
詳しい情報は以下をご覧ください。
東海林さだおさん死去 88歳 何があったのか
4月5日心不全で死去…葬儀は近親者のみ
東海林さだおさんは2026年4月5日午前、心不全のため東京都内の病院で死去しました。
88歳でした。
葬儀は近親者のみで執り行われ、喪主は妻の庄司久江さんが務めました。
病と向き合いながらも、ペンを置かなかった漫画家人生でした。
長女「最後まで漫画家でした」コメント全文
東海林さだおさんの長女は、次のようなコメントを発表しています。
病室でぼそっと言う一言がなんとも面白く、父は最後まで漫画家でした。あたたかく見守ってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます
引用元: 東海林さだおさん死去、88歳 「タンマ君」「丸かじり」シリーズ(朝日新聞 / Yahoo!ニュース)
「最後まで漫画家でした」という言葉に、東海林さだおさんの生き様がすべて詰まっているように感じます。
病室の中でさえユーモアを忘れなかった人柄が伝わってきますね。
この動画では東海林さだおさんの88年の漫画人生を振り返っています。
SNSに広がる追悼と惜しむ声
訃報が報じられると、SNS上では「東海林さだお」がトレンド入りし、多くの追悼コメントが寄せられました。
世代を超えて愛された漫画家だったことが、寄せられた声からも伝わってきます。
こういう方の作品を知っている世代は、ぜひ若い人にも教えてあげてほしいですね。
「アサッテ君」1万3749回 半世紀描き続けた漫画人生
手塚治虫に憧れた少年が早稲田の漫画研究会へ
東海林さだおさんは1937年10月30日、東京府東京市杉並区高円寺南で生まれました。
子どもの頃に手塚治虫に憧れ、漫画家を将来の目標に定めたそうです。
早稲田大学の漫画研究会は、後に日本の漫画界を担う人材を多く輩出した名門サークルです。
その草創期メンバーだったというだけでも、東海林さだおさんの存在感がわかりますね。
「タンマ君」「サラリーマン専科」同時連載50年超の離れ業
東海林さだおさんの真骨頂は、サラリーマンの日常をユーモラスに描いた漫画でした。
半世紀を超える連載を、しかも複数同時にこなしていたというのは、もはや漫画界の「鉄人」と呼ぶにふさわしい偉業です。
うだつの上がらないサラリーマンの悲喜劇を味のあるタッチで描き、日本中のお父さんたちの共感を集め続けました。
この動画では東海林さだおさんの代表作と功績を紹介しています。
毎日新聞「アサッテ君」全国紙最多連載という偉業
1974年から2014年まで毎日新聞朝刊で連載された4コマ漫画「アサッテ君」は、通算1万3749回という驚異的な回数を記録しました。
これは全国紙の連載漫画における最多掲載記録です。
74〜2014年に毎日新聞で連載した4こま漫画「アサッテ君」は通算1万3749回に達した。旺盛な好奇心や庶民感覚を生かしたエッセーの名手としても知られ、「週刊朝日」の連載をまとめた「丸かじり」シリーズや「ショージ君」シリーズなど著書多数。
引用元: 東海林さだおさん死去 漫画家「タンマ君」、88歳(日本経済新聞)
40年間、毎日新聞を開けば「アサッテ君」がそこにいた。
それだけで、どれほど多くの人の日常に彩りを加えていたか想像がつきますね。
「丸かじり」47巻 食エッセイの天才が遺したもの
モヤシもタクアンも主役にした唯一無二の文章力
東海林さだおさんのもうひとつの顔が、食エッセイの名手としての姿でした。
1987年に週刊朝日で始まった連載「あれも食いたい これも食いたい」は、モヤシ、タクアン、のり弁、串カツといった庶民的な食べ物を主役に据えた、他に類を見ないエッセイでした。
連載をまとめた「丸かじり」シリーズは全47巻にのぼります。
読者からは「何度読んでも笑えるし、お腹が空く」と、いまだに愛されている名シリーズです。
菊池寛賞から旭日小綬章まで 認められ続けた60年
東海林さだおさんの功績は、数々の賞でも認められています。
漫画賞からエッセイ賞、そして国の褒章まで。
「漫画家」と「エッセイスト」の二刀流で、これだけの評価を受けた人は他にいないのではないでしょうか。
この動画では東海林さだおさんが残した笑いと食の文化について触れています。
最終巻「アンコの丸かじり」は5月20日に発売予定
「丸かじり」シリーズの最終巻となる第47巻「アンコの丸かじり」は、2026年5月20日に朝日新聞出版から発売予定です。
連載をまとめた単行本「丸かじり」シリーズはこれまでに47巻が刊行されている。最終巻「アンコの丸かじり」は5月20日に朝日新聞出版から発売予定。
引用元: 東海林さだおさん死去、88歳 「タンマ君」「丸かじり」シリーズ(朝日新聞 / Yahoo!ニュース)
週刊朝日が2023年に休刊した後も、朝日新聞週末版beで月2回の連載を続けていた東海林さだおさん。
その最後の作品が「アンコの丸かじり」です。
ここまで読んでくださった方なら、きっと「丸かじり」シリーズの魅力が気になっているはず。
まだ読んだことがない方も、最終巻をきっかけに手に取ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
東海林さだおさんは、漫画家として、エッセイストとして、半世紀以上にわたり日本人の日常に笑いと発見を届けてくれた方でした。
東海林さだおさんのご冥福を、心よりお祈りいたします。



毎日新聞の4コマ漫画「アサッテ君」は通算1万3749回を数え、全国紙の連載漫画として最多掲載記録を樹立しました。