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2025年1月18日夜、スペイン南部コルドバ近郊で高速鉄道が脱線し、対向列車と衝突する大惨事が発生したという衝撃的なニュースが入ってきました。
スペイン南部で18日に起きた高速列車の事故による死者が41人になりました。
サンチェス首相は22日深夜までの3日間、喪に服すと発表しました。
スペイン南部・アンダルシア州の消防当局によりますと、20日、最初に脱線した高速鉄道の車両から1人の遺体が見つかり、事故による死者は41人になりました。
引用元: スペイン列車事故の死者が41人に 2025年に改修された区間 線路の破損が事故原因か 首相が現場視察し22日まで全国で服喪(FNNプライムオンライン)
詳しい情報は以下をご覧ください。
スペイン高速鉄道脱線事故の詳細
事故発生の経緯と時系列
事故は現地時間の2025年1月18日午後7時40分頃(日本時間19日午前2時40分頃)に発生しました。
場所はスペイン南部アンダルシア州のコルドバ県アダムス近郊で、マドリードとアンダルシア地方を結ぶ高速鉄道の主要路線上でした。
マラガ発マドリード行きの民間高速鉄道「イリョ」の列車が、コルドバを出発して約10分後に脱線したとされています。
脱線した車両が隣接する線路に進入し、対向してきた国鉄の高速列車と激しく衝突したのです。
民間高速鉄道「イリョ」とは
「イリョ(iryo)」はイタリアの鉄道会社フェッロヴィエ・デッロ・スタート系列が運営する民間高速鉄道です。
スペインの高速鉄道市場に参入した比較的新しい事業者で、マドリードとスペイン南部を結ぶ路線を運行しています。
今回事故を起こした列車には約320人の乗客が乗車していたとのことです。
対向列車との衝突状況
脱線した「イリョ」の最後尾3両が隣接する線路に進入したところ、そこを時速約200キロで運行していたマドリード発ウエルバ行きの国鉄列車の先頭2両がはじき飛ばされました。
鉄道インフラ整備管理公社(ADIF)はX(旧ツイッター)で、マラガからマドリードに向かう列車がコルドバ近郊アダムス付近で脱線して反対側の線路に乗り上げ、対向列車と衝突した。衝突した列車も脱線した。
引用元: スペイン高速鉄道で脱線衝突事故、21人死亡 70人以上が負傷(AFP通信)
国鉄列車には約100人が乗車しており、死者の1人は国鉄の運転士(27歳)とされています。
この動画では今回のスペイン高速鉄道脱線事故の速報を解説しています。
日本人被害は?死傷者は?最新情報を解説
日本人の巻き込まれ情報はなし(大使館発表)
スペイン旅行を計画している方や現地に家族がいる方にとって、最も気になるのは日本人の被害状況でしょう。
在スペイン日本大使館は、日本人が事故に巻き込まれたとの情報は入っていないと明らかにしました。
ただし事態は流動的なため、スペインに渡航予定の方は外務省の海外安全ホームページなどで最新情報を確認することをおすすめします。
【1/21追記】41人死亡との情報あり
死傷者数については報道機関によって若干の差がありますが、41人が死亡、病院で手当てを受けた負傷者は122人だと報じられています。
スペイン南部・アンダルシア州の消防当局によりますと、20日、最初に脱線した高速鉄道の車両から1人の遺体が見つかり、事故による死者は41人になりました。
病院で手当を受けた負傷者122人のうち、20日までに83人が退院。
現時点で39人(うち大人35人、子供4人)が入院中です。
また、5人がICU=集中治療室で治療を受けています。
引用元: スペイン列車事故の死者が41人に 2025年に改修された区間 線路の破損が事故原因か 首相が現場視察し22日まで全国で服喪(FNNプライムオンライン)
この事故を受けて、スペインのサンチェス首相は22日までの3日間、全国で喪に服すことを発表しています。
列車の損傷が激しく救助も難航中
現場の状況は非常に厳しいものとなっています。
アダムスのラファエル・モレノ町長は、現場の様子を「悪夢のようだった」と表現しています。
コルドバの消防責任者フランシスコ・カルモナ氏は公共放送RTVEに対し、「問題は車両がねじれていることで、金属が中の人とともにねじれている。生存者にたどり着くまでに、亡くなった方を運び出さなければならない時もあった。厳しく、困難な作業だ」と語っています。
この動画では高速鉄道の脱線事故について詳しく解説しています。
事故原因と今後の影響
脱線の原因は調査中(1ヶ月以上の見通し)
なぜ「イリョ」の列車が脱線したのか、その原因はまだ明らかになっていません。
スペインのオスカル・プエンテ運輸相は、事故の原因はまだ明らかではないが「極めて異例の」出来事のように見えると述べています。
国営鉄道会社レンフェは、事故の発生について遺憾の意を示し、調査に全面的に協力する姿勢を表明しました。
過去のスペイン鉄道事故(2013年79人死亡)
スペインでは2013年7月にも大規模な鉄道事故が発生しています。
ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラで高速列車「アルビア」が脱線し、79人が死亡、100人以上が負傷する大惨事となりました。
今回の事故はスペインにとって12年ぶりの大規模鉄道事故となり、鉄道安全対策が改めて問われることになりそうです。
この動画では2013年のスペイン鉄道事故について詳しく解説しています。
スペイン旅行への影響・運休情報
今回の事故を受け、マドリードと南部アンダルシア自治州を結ぶ高速列車は全線運休となっています。
鉄道インフラ管理機構(ADIF)は、アトーチャ、セビリア、コルドバ、マラガ、ウエルバの各駅に、被害者の親族らのための場所を設けています。
ADIFは、影響を受ける乗客のためにターミナルを夜通し開放するとしています。
旅行計画がある方は、航空会社や旅行会社に問い合わせて最新の運行状況を確認しておきましょう。
まとめ
スペイン南部で発生した高速鉄道脱線事故について、現時点で分かっている情報をお伝えしました。
スペインでは2013年にも79人が死亡する大規模鉄道事故が起きており、今回の事故で鉄道安全対策が改めて注目されることになりそうです。
スペイン旅行を計画している方は、運休情報や安全情報を事前に確認しておくことをおすすめします。
こういった海外での事故情報は、早めにチェックしておくと安心ですね。


この事故では41人が死亡し、150人以上が負傷したと報じられています。
在スペイン日本大使館によると、現時点で日本人が巻き込まれたという情報はないとのことです。