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名古屋大学で掃除中に化学薬品が爆発し、3人が病院に搬送されたという衝撃的な事故が発生しました。
消防によりますと23日午前11時45分ごろ、名古屋市千種区の名古屋大学で「薬品が爆発した」などと大学関係者から119番通報がありました。化学薬品が入ったビンを片付けていたところ、急に爆発したということで3人がけがをして病院に搬送されました。けがの程度は分かっていませんが、いずれも意識はあるということです。
引用元: 【速報】名古屋大学「掃除中に薬品が爆発」119番通報 テトラクロロシランか 3人病院に搬送(Yahoo!ニュース/中京テレビNEWS)
詳しい情報は以下をご覧ください。
名古屋大学で薬品爆発!事故の詳細と現場状況
12月23日午前11時45分ごろ爆発発生
名古屋大学で起きた爆発事故は、12月23日の午前11時45分ごろに発生しました。
場所は名古屋市千種区にある名古屋大学のキャンパス内です。
大学関係者が化学薬品が入ったビンを片付けていたところ、急に爆発したということで、消防に通報がありました。
年末の大掃除シーズンということもあり、研究室などで不要な薬品を整理していた可能性が考えられます。
こういった事故のニュースを聞くと、化学薬品の取り扱いには本当に注意が必要だと実感しますよね。
3人が病院に搬送も全員意識あり
この爆発事故によって、3人がけがをして病院に搬送されました。
不幸中の幸いというべきか、搬送された3人はいずれも意識があるということです。
けがの程度についてはまだ分かっていませんが、爆発による衝撃や化学薬品によるやけどなどが心配されます。
大事に至らないことを祈るばかりです。
消防が現場で対応中
現在も消防隊が現場で対応にあたっています。
ビンに入っていたのは「テトラクロロシラン」という薬品だったということで、専門的な対応が必要とされています。
(中京テレビNEWSより)
テトラクロロシランは水と反応すると有毒ガスを発生させる危険な物質のため、消防も慎重に作業を進めているものと思われます。
現時点では、薬品による周囲への影響はないとのことです。
この動画では名古屋大学での爆発事故の空撮映像を確認できます。
テトラクロロシランとは?詳しくご紹介
半導体製造に使われる化学薬品
テトラクロロシランとは、化学式SiCl₄で表される化学物質です。
別名「四塩化ケイ素」とも呼ばれています。
大学の研究室で使用されていたのも、こうした研究目的だったと考えられます。
普段あまり聞かない名前の薬品ですが、実は私たちの生活に欠かせない半導体製造に使われている重要な物質なんですね。
水と反応すると爆発する性質あり
テトラクロロシランの最大の危険性は「水との反応」にあります。
この液体は水や空気中の湿気に触れた瞬間、激しく反応して分解します。
つまり、容器の中にわずかでも水分が残っていたり、誤って水系の物質と混ざってしまうと、爆発する危険があるということです。
今回の事故も、こうした水分との反応が原因である可能性が高いと考えられています。
知らないと本当に怖い物質ですよね。
塩化水素ガスによる二次被害のリスクも
爆発そのものも危険ですが、その後に発生するガスも極めて有害です。
テトラクロロシランが水と反応すると、塩化水素ガスが発生します。
このガスは空気中の水分と混ざると「塩酸のミスト(霧)」になります。
(厚生労働省 職場のあんぜんサイトより)
そのため、消防隊も特別な装備で対応にあたっているものと思われます。
現時点で周囲への影響はないとのことですが、こうした二次被害のリスクがあることも知っておきたいですね。
この動画では化学薬品のずさんな管理が招いた事故事例を解説しています。
なぜ掃除中に爆発した?考えられる原因
容器内の水分と反応した可能性が高い
今回の爆発事故の原因として、最も可能性が高いのは容器内の水分との反応です。
報道によると、化学薬品が入ったビンを片付けていたところ爆発したとのことです。
年末ということで、研究室の大掃除として古い薬品を整理していた可能性もあります。
長期間保管されていた薬品は、容器の劣化や密閉性の低下により、思わぬ反応を起こすこともあるので注意が必要です。
名大では過去にも爆発事故が発生
実は名古屋大学では、過去にも化学薬品による爆発事故が発生しています。
わずか1か月前にも同じ大学で爆発事故が起きていたというのは、衝撃的な事実です。
(東海テレビNEWSより)
大学側には、化学薬品の管理体制について再度見直しが求められることになりそうです。
この動画では化学薬品事故の恐ろしさと安全管理の重要性について解説されています。
化学薬品の取り扱いには細心の注意を!
今回の事故を受けて、改めて化学薬品の取り扱いには細心の注意が必要だと感じます。
テトラクロロシランのような危険物質を扱う際には、以下の点に注意が必要です。
特に年末の大掃除シーズンは、普段触らない場所を整理することが多くなります。
古い薬品や見慣れない物質を見つけた場合は、安易に触らず専門家に相談することが大切です。
今回の事故で被害に遭われた方々の一日も早い回復を願っています。
まとめ
名古屋大学での薬品爆発事故について、現時点で分かっている情報をお伝えしました。
続報が入り次第、追記していく予定です。
こういった事故のニュースは他人事ではありません。
化学薬品を扱う機会がある方は、ぜひ今一度安全管理について確認してみてください。


爆発したビンには「テトラクロロシラン」という化学薬品が入っていたとのことです。