昭和・平成世代向けのWebメディア、LifeGoodTrend編集部です。
登下校の安全を守るには、GPSなどのガジェットに加えて「家族の約束」をセットで準備しておくことが大切というのが結論です。
実際に通学路を歩きながら、「もしここで怖い人に追いかけられたら、どこに助けを求める?」と聞いて一緒に考えてみてください。日ごろから「もしも」を考えながら歩くことが大切です。
引用元: 子どもを危険から守るための登下校の安全対策(セコム)
詳しい情報は以下をご覧ください。
GPSを持たせても「家族の約束」がないと安全は守れない
GPSは「居場所がわかる道具」で「危険を防ぐ道具」ではない
見守りGPSやキッズケータイを持たせると、子どもの居場所をスマホから確認できるようになります。
これは親の不安を減らしてくれる素晴らしいツールですが、GPS端末そのものが子どもを犯罪や事故から守ってくれるわけではないという点は忘れないでおきたいところです。
GPSの選び方や比較についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、あわせてどうぞ。
子ども自身が「どうすればいい」を知っていることが最大の防御
結局のところ、危険な場面で子どもを守るのは「子ども自身の判断力と行動力」です。
「知らない人についていかない」「怖いと思ったら逃げる」「大人にすぐ知らせる」。
言葉にすれば当たり前のことですが、いざその場面に直面したときに体が動くかどうかは、普段から繰り返し確認しているかどうかにかかっています。
怖がらせるのではなく「こうすれば大丈夫」を教えよう
子どもに防犯を教えるとき、一番悩むのが伝え方ではないでしょうか。
「怖い人がいるんだよ」「連れていかれたら帰ってこれないよ」と脅すのではなく、「こうすれば自分の身を守れるよ」というポジティブな伝え方が大切です。
次のセクションで紹介する「いかのおすし」は、まさにこの「ポジティブに教える」ためのツールとして作られたものです。
「いかのおすし」をおさらいしよう
「いかのおすし」は警視庁少年育成課と東京都教育庁が考案した防犯標語で、全国の小学校でも教えられています。
お子さんと一緒にこの記事を読みながら、おさらいしてみてください。
この動画では歌で「いかのおすし」を楽しく学べるので、小さなお子さんと一緒に見るのにぴったりです。
知らない人について「いか」ない
「お菓子あげるよ」「ゲーム見せてあげる」「お母さんが呼んでるよ」。
知らない人がどんなに優しそうに見えても、ついていってはいけない。これが「いか」ないです。
子どもに教えるときのポイントは「知らない人=怖い人」ではなく、「おうちの人と約束していない人にはついていかない」というルールにすること。
「怖い人」は見た目ではわからないので、見た目で判断させるのではなく「約束していない=ダメ」というシンプルな基準にしておくと、子どもも迷いにくくなります。
車に「の」らない
「送ってあげるよ」「道を教えてほしいんだけど、車に乗って案内して」。
知らない人の車には絶対に乗らない。これが「の」らないです。
車に乗ってしまうと短時間で遠くに連れ去られてしまい、周りの大人が気づくことも難しくなります。
「お」おきな声で叫ぶ
怖いことがあったら、「助けて!」と大きな声を出す。これが「お」おきな声で叫ぶです。
ただし、子どもはいざというとき怖くて声が出ないことが多いです。
防犯ブザーも、声が出せないときの代わりになります。ランドセルの肩ベルトなど、すぐに手が届く場所につけておきましょう。
「す」ぐに逃げる
怖い人に遭遇したら、とにかくその場からすぐに逃げる。これが「す」ぐに逃げるです。
「逃げるのはかっこ悪い」と思う子もいるかもしれませんが、逃げることは自分の身を守る一番確実な方法です。
「逃げる」「助けを求める」という正しい防犯行動を起こせるよう親子で「防犯シミュレーション」をしておきましょう。やみくもに逃げてかえって追い込まれたり、飛び出して交通事故にあってしまったりする可能性もあります。
引用元: 子どもを危険から守るための登下校の安全対策(セコム)
逃げる先は「人がいる場所」「お店」「子ども110番の家」。通学路のどこにそういった場所があるか、一緒に歩いて確認しておくと安心です。
家の人や先生に「し」らせる
怖いことがあったら、すぐにおうちの人や学校の先生に知らせる。これが「し」らせるです。
「大したことじゃなかった」と子どもが判断して黙っていることがあります。
この動画では子どもへの防犯対策の教え方をわかりやすく解説しています。
家族で決めておきたい4つの約束
通学路を一緒に歩いて「ここが怖い場所」「ここに逃げ込める場所」を確認
入学前や新学期のタイミングで、親子で一緒に通学路を歩いてみることをおすすめします。
「ここで怖いことがあったら、あのコンビニに逃げ込むんだよ」と具体的に教えてあげてください。
この動画では登下校時の防犯でやっておきたいことを具体的に紹介しています。
「何時までに帰る」「寄り道するなら連絡する」を具体的に決める
「遅くならないように帰ってきてね」だと子どもには曖昧すぎます。
「5時までに家に着く」「寄り道するときはGPSのボタンを押す(またはキッズケータイで連絡する)」と、具体的な時間と行動をセットで決めておきましょう。
「何時に家を出る」「何時に帰る予定」を家族で共有しておくと、いつもと違う時間に帰ってこないときにすぐ気づけます。
防犯ブザーの使い方を一度は練習しておく
防犯ブザーをランドセルに付けている家庭は多いですが、「実際に鳴らしたことがある」子どもはどれくらいいるでしょうか。
練習するときのポイントは以下の通りです。
防犯ブザーの音は大きいので、近所迷惑にならないよう家の中や車の中で練習するのがおすすめです。
「今日なにかあった?」を聞く習慣が一番の見守り
最後の約束は、GPSでもブザーでもなく「毎日の会話」です。
「今日、学校の帰り道でなにかあった?」と聞く習慣をつけることが、実は一番パワフルな見守りだったりします。
「今日はどうだった?」といった日常の会話の中で、子どもの変化に気づくことも大切です。知らない人に声をかけられた、怖い思いをした、こうした小さな違和感を見逃さないことが、防犯につながります。
引用元: 新学期に増える子どもの犯罪被害!登下校で気をつけたい防犯対策(ボディーガード)
晩ごはんの時間、お風呂の時間、寝る前のちょっとした時間。「今日どうだった?」を毎日の習慣にしてみてください。
GPSは居場所を教えてくれますが、子どもの心の中までは教えてくれません。毎日の会話こそが、テクノロジーでは代替できない最強の見守りです。
まとめ
登下校の安全は、GPSだけでも家族の約束だけでもなく、両方を組み合わせることで守れるものです。
見守りGPS・AirTag・キッズケータイの比較についてはこちらの記事で詳しくまとめています。子ども乗せ自転車のルールはこちらをどうぞ。


