昭和・平成世代向けのWebメディア、LifeGoodTrend編集部です。
マイナ保険証が病院で使えなくなる最大の原因は「電子証明書の期限切れ」です。
マイナ保険証は、マイナンバーカード本体の有効期限だけでなく、ICチップに搭載された電子証明書の有効期限にも左右されます。
引用元: 病院でマイナ保険証を出したら、マイナンバーカードは有効なのに「使えない」と言われました。「電子証明書」の期限切れとは?(Yahoo!ニュース)
詳しい情報は以下をご覧ください。
マイナ保険証が「使えない」原因は電子証明書の期限切れ
マイナンバーカードには2つの有効期限がある
マイナンバーカードには、実は有効期限が2種類あります。
1つ目はカード本体の有効期限、2つ目はICチップに搭載された電子証明書の有効期限です。
カード本体の有効期限は、発行時に18歳以上であれば発行から10回目の誕生日まで。18歳未満の場合は5回目の誕生日までとなっています。
一方で、電子証明書の有効期限は年齢に関係なく5年間。つまり、カード自体はまだ使えるのに、電子証明書だけが先に期限切れを起こすケースが発生するんですね。
この仕組みを知らないままだと、病院の受付で突然「使えません」と言われて慌てることになります。
電子証明書の有効期限は「発行から5回目の誕生日」
電子証明書とは、オンラインで本人確認を行うための仕組みです。マイナ保険証を病院で使うとき、顔認証付きカードリーダーで読み取るのがまさにこの電子証明書なんですね。
電子証明書の有効期限が切れると、オンラインでの本人確認や健康保険証としての利用、電子申請などができなくなるほか、マイナポータルや確定申告の電子申告などの行政サービス、金融機関でのオンライン口座開設、ローン申請などの民間サービスといったマイナンバーカードを活用したさまざまなサービスが利用できなくなるため、更新をしていただく必要があります。
引用元: マイナンバーカードおよび電子証明書の有効期限・更新(デジタル庁)
マイナ保険証だけでなく、e-Taxやコンビニ交付など幅広いサービスが使えなくなるので、電子証明書の期限管理は非常に重要です。
この動画ではマイナンバーカードの2つの有効期限と電子証明書の仕組みを解説しています。
2025年度は2780万件が期限切れ対象に!
ここが最大のポイントです。2025年度はマイナンバーカードと電子証明書を合わせて約2780万件が有効期限を迎える見通しとなっています。
2020年に始まったマイナポイント第1弾をきっかけにカードを取得した人たちが、ちょうど5年目の更新時期を一斉に迎えるためです。
(東京新聞より)
自治体の窓口も大混雑。「1日あたりの来庁者が昨年の5~7倍」という声も出ており、早めの対応が必要です。
電子証明書の有効期限の確認方法と更新手続き
有効期限の確認方法はカード券面とマイナポータルの2つ
自分の電子証明書がいつ期限を迎えるのか、確認する方法は2つあります。
1つ目はマイナンバーカードのおもて面を確認する方法です。カード本体の有効期限はおもて面に印字されています。その下に「電子証明書の有効期限」という欄があり、手書きで記入されているケースが多いです。ただし空欄になっている場合もあるので注意が必要ですね。
2つ目はマイナポータルアプリで確認する方法です。スマホにマイナポータルアプリをインストールし、マイナンバーカードをかざしてログインすると、カード本体と電子証明書それぞれの有効期限を画面上で確認できます。
更新手続きの流れと必要な持ち物
電子証明書の更新手続きは、とてもシンプルです。
持ち物はマイナンバーカード本体のみでOK。暗証番号(数字4桁)を覚えていれば、手続き自体は数分で終わります。
有効期限の3か月前から更新が可能なので、通知が届いたら早めに手続きするのがおすすめです。更新後の電子証明書は新たに5年間有効になります。
この動画では実際の更新手続きの様子と「2つの期限切れ」の仕組みを解説しています。
周りでも「更新忘れてた」という声をよく聞くので、この記事を読んだタイミングでぜひ確認してみてくださいね。
更新は市区町村窓口のみでオンライン不可
ここで注意したいのが、電子証明書の更新はオンラインではできないという点です。
電子証明書は、オンラインで確実な本人確認を行えるものであり、発行には対面での厳格な本人確認が必要なことから、市区町村又は市区町村が指定する郵便局の窓口でのみ更新できます(スマートフォン、パソコンによる申請はできません)。
引用元: 電子証明書の更新手続(マイナンバーカード総合サイト)
マイナンバーカードの交付申請自体はスマホやパソコンからできるのですが、電子証明書の更新だけは対面が必須。これが窓口混雑の大きな原因にもなっています。
電子証明書が期限切れになったらどうなる?猶予期間と救済措置
期限切れから3か月間はマイナ保険証として利用できる
「電子証明書の期限が切れたらすぐに病院に行けなくなるの?」と不安になる方も多いですが、期限切れから3か月間は引き続きマイナ保険証として利用できるのでご安心ください。
電子証明書の有効期限が切れても、有効期限切れから3か月間は医療機関等を受診できますので、その期間に更新をお願いします。ただし、お手元に有効な健康保険証もなく、電子証明書の更新手続もされなかった場合には、申請不要で資格確認書が発行されます。万が一更新できないままであっても、この資格確認書で引き続き医療機関等を受診できますので、ご安心ください。
引用元: マイナンバーカードおよび電子証明書の有効期限・更新(デジタル庁)
ただし注意点もあります。この3か月間は「保険資格の確認」のみで、過去の薬剤情報や診療情報の閲覧はできません。マイナ保険証のメリットをフルに活かすには、やはり早めの更新がベストです。
この動画ではマイナ保険証の期限切れトラブルの実態と対処法をニュース形式で紹介しています。
3か月超過すると利用登録が解除される
3か月の猶予期間を過ぎてしまうとどうなるのか。マイナ保険証としての利用登録が自動的に解除されてしまいます。
つまり、その後に電子証明書を更新しても、再度マイナ保険証の利用登録をし直す必要が出てくるということです。
資格確認書が届くので「無保険」にはならない
「更新を忘れたら無保険状態になってしまうのでは」と心配する方もいますが、その点は安心してください。
電子証明書の更新がされなかった場合、申請不要で保険者から「資格確認書」が発行される仕組みになっています。
ただ、資格確認書が届くまでにはタイムラグがある場合もあります。知らないと損する情報なので、余裕をもって電子証明書を更新しておくのが一番の安心策ですね。
まとめ
マイナ保険証が「カードは有効なのに使えない」のは電子証明書の期限切れが原因でした。

