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ニデックとは何の会社?永守重信が辞任した理由と今後の株価をわかりやすく解説

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この記事で分かること

◆ ニデック(旧日本電産)は精密モーターで世界シェアNo.1の企業

◆ 創業者・永守重信氏が2026年2月26日に名誉会長を辞任し完全退場

◆ 不適切会計疑惑と株価・上場廃止リスクの現状

ニデック創業者の永守重信氏(81)が名誉会長を辞任し、約50年にわたる経営から完全に身を引いたというニュースが大きな話題になっています。

ニデックは旧社名「日本電産」で知られる、精密小型モーターの世界シェアNo.1メーカーです。

不適切会計の疑惑が浮上し、東証から「特別注意銘柄」に指定されるなか、カリスマ経営者が表舞台を去ることになりました。

ニデックは26日、創業者の永守重信氏が同日付で名誉会長を辞任したと発表した。本人の意向。永守氏は「名実ともにニデックから完全に身を引くことを決断した」とコメントした。

引用元: ニデック、永守名誉会長が辞任 「名実ともに完全に身を引く」(Newsweek日本版/ロイター)

詳しい情報は以下をご覧ください。

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ニデックとは何の会社?世界一のモーターメーカーの正体

結論・・・ニデックは「回るもの、動くもの」すべてを手がける世界最大の総合モーターメーカーです

旧「日本電産」→精密小型モーターで世界シェアNo.1の実力

ニデック(NIDEC)は、京都市に本社を置く日本の電機メーカーです。

2023年4月に旧社名「日本電産」から現在の「ニデック」に変更しました。

精密小型モーターの開発・製造で世界シェアNo.1を維持している企業で、2023年のモーター業界の世界シェアは約13.9%を占めています。

ニデック 基本情報

正式名称はニデック株式会社(英名 NIDEC CORPORATION)

本社は京都府京都市南区

設立は1973年7月

東証プライム市場上場(証券コード 6594)

グループ企業は世界約300社、40カ国以上に拠点

連結売上高は約2兆6,000億円規模(2025年3月期)

社名の「Nidec」は、Ni=日本、De=電産、c=株式会社の略からきています。

エアコン・EV・ハードディスク…実は身の回りのあらゆる場所にニデック製品がある

「ニデックの名前を初めて聞いた」という方も多いかもしれませんが、実は私たちの生活のあらゆるところにニデック製のモーターが使われています。

ニデック製品が使われている身近なもの

① パソコンのハードディスクドライブ(HDD用モーター世界シェアNo.1)

② エアコンや冷蔵庫などの家電製品

③ 電気自動車(EV)の駆動モーター

④ 自動車の電動パワーステアリング(EPS用モーター世界シェアNo.1)

⑤ 工場のロボットや産業機器

まさに「世界を動かす。未来を変える。」というコンセプトどおり、社会のあらゆる「動き」を支えている企業なんですね。

この動画ではニデックの不適切会計疑惑と企業風土改革を解説。

動画タイトルは 【創業者が退場】非常勤の名誉会長に/複数にわたる不適切会計の疑い/監査法人が「意見不表明」/辞任で混乱は収束する?

チャンネル名は 東洋経済オンライン

著作権: 動画アップロード者に帰属

創業者・永守重信ってどんな人?28歳で起業し50年で売上2兆円企業に育てた男

永守重信氏は1944年京都府生まれ、現在81歳です。

1973年、28歳のときに仲間3人とともに日本電産(現ニデック)を創業しました。

約50年にわたり代表取締役を務め、一代で売上高2兆円超の巨大企業グループを築き上げたカリスマ経営者として知られています。

永守氏の経営スタイルは「永守イズム」と呼ばれ、猛烈なハードワークと積極的なM&A(企業買収)戦略が特徴でした。

国内外のモーター関連企業を次々と傘下に収め、世界40カ国以上に拠点を持つグローバル企業に成長させた手腕は高く評価されてきました。

ただし、その強烈なリーダーシップが「業績至上主義」の企業風土を生み、今回の不適切会計問題につながったのではないかという指摘もあります。

知らなかった方はこの機会にチェックしておくと、今後のニュースの理解がぐっと深まりますよ。

永守重信が名誉会長を辞任した理由は?不適切会計問題をわかりやすく整理

結論!永守氏は不適切会計疑惑の責任を取る形で、名実ともにニデックから完全撤退した

2025年9月に発覚した不適切会計疑惑の経緯まとめ

ニデックの不適切会計問題は、2025年9月に公表されました。

海外子会社を中心に、経営陣が関与または認識したうえで不適切な会計処理に関わった疑いがあると発表されたのです。

具体的には、イタリア子会社での中国製モーターの原産地偽装、中国子会社での購買一時金の不適切処理、スイス子会社での関税過少申告など、複数の問題が指摘されています。

ニデックは25年9月、不適切会計の可能性が見つかったと発表した。本社やグループ会社の経営陣が関与または認識したうえで、不適切な処理に関わったと解釈する余地のある資料を確認した。

引用元: ニデック永守重信氏、名誉会長を辞任 25年12月の取締役退任に続き(日本経済新聞)

監査法人のPwCジャパンは2025年3月期の有価証券報告書の監査意見を「意見不表明」とする異例の判断を下しました。

これは「財務諸表の適正性を判断できない」という非常に深刻な状態を意味しています。

東証から「特別注意銘柄」指定…上場廃止リスクはある?

2025年10月28日、東京証券取引所はニデック株を「特別注意銘柄」に指定しました。

特別注意銘柄の指定は原則1年間で、2026年10月までに内部統制の整備・運用を完了し審査に合格しなければ、上場廃止となる可能性があるとされています。

指定された当日はストップ安となり、翌日には格付け機関ムーディーズがニデックの格付けをA3からBaa1に引き下げるなど、市場への影響は甚大でした。

この動画では永守氏辞任の真相と上場廃止リスクを詳しく解説しています。

動画タイトルは 【ニデック】永守重信氏辞任の真相|不適切会計1000億円と上場廃止の危機

チャンネル名は 5分トレンドニュース解説

著作権: 動画アップロード者に帰属

投資をしている方もそうでない方も、大企業の上場廃止リスクは知っておきたい情報ですね。

永守氏の辞任メッセージから読み取れる「覚悟」とは

永守氏は2025年12月19日にまず代表取締役を辞任し、名誉会長に就任していました。

そして2026年2月26日、その名誉会長職も辞任するという決断をしました。

ニデックを再び輝く企業集団へと再生させるために自らができることは何でもするとの強い覚悟から、本日をもって、名誉会長の職をも辞することとし、以って、名実ともにニデックから完全に身を引くことを決断しました。

引用元: ニデック永守重信氏のメッセージ全文 名実ともに完全に身を引く決断(日本経済新聞)

永守氏は不適切会計について「私にとってこれはまさに慚愧(ざんき)の至りだ」と謝罪しつつも、自身の関与の有無には直接的な言及を避けました。

第三者委員会の報告書が間もなく取りまとめられるタイミングでの辞任ということもあり、今後の調査結果が注目されます。

ニデックの株価は今後どうなる?投資家が注目するポイント

◆結論ファースト・・・株価は底値圏から反発しつつあるが、第三者委員会の報告次第で大きく動く可能性がある

直近の株価推移と市場の反応を確認してみた

ニデックの株価は、2025年10月の特別注意銘柄指定以降、大きく下落しました。

ニデック株価の動き

年初来高値は 3,296円(2025年8月25日)

年初来安値は 1,797円(2025年10月31日)

2026年2月26日の終値は 2,410円(前日比+0.79%)

安値の1,797円から見ると約34%の反発を見せていますが、高値の3,296円からは約27%低い水準にとどまっています。

名誉会長辞任が発表された2月26日は、市場は比較的冷静に受け止めた印象です。

証券アナリストのコンセンサスでは「買い」評価6社、「中立」3社、「売り」1社で、平均目標株価は約2,995円とされています。

ただし、2026年3月期の業績・配当予想は「未定」のままで、先行きの不透明感は強い状況です。

第三者委員会の報告書が出たらどうなる?3つの焦点

現在、第三者委員会による調査が大詰めを迎えており、月内にも報告書が取りまとめられる見通しです。

第三者委員会の報告で注目される3つの焦点

① 永守氏を含む経営陣の不適切会計への関与の程度

② 不適切会計の金額的な規模と影響範囲

③ 内部統制の不備がどこまで組織的だったか

この報告の内容次第で、株価が大きく動くことは間違いありません。

この動画では脱永守経営と改善計画の全容がわかりやすくまとめられています。

動画タイトルは ニデック、不適切会計と改善計画 脱永守経営で株価と上場は守れるか

チャンネル名は 投資情報を整理する

著作権: 動画アップロード者に帰属

「永守イズム」なきニデックは再生できるのか

永守氏の完全退場後、ニデックの経営はソニー出身の岸田光哉社長に全面的に委ねられます。

永守氏は1973年に仲間3人とともに日本電産(現ニデック)を創業し、約50年にわたりニデックの代表取締役を務めてきた。

引用元: ニデック永守重信氏が取締役辞任、名誉会長に 不適切会計疑い調査中(日本経済新聞)

ニデックは今後、2026年10月までに内部統制を整備して東証の審査に合格する必要があります。

良いニュースとしては、ニデックの技術力自体は健在であることです。

精密小型モーターやEV用駆動モーター「e-Axle」など、成長分野での製品競争力は依然として高いと評価されています。

問題は「永守イズム」に代わる新しい経営体制で、この技術力を正しく活かせるかどうかです。

ここまで読んだ方は、今後のニデック関連ニュースをウォッチしておくと投資判断や経済理解に役立つはずです。

まとめ

ニデック(旧日本電産)は精密モーターで世界シェアNo.1の企業であり、創業者・永守重信氏が2026年2月26日に名誉会長を辞任し、約50年の経営から完全に身を引きました。

今回のポイントを整理すると・・・

ニデックはエアコン・EV・ハードディスクなど、私たちの生活を支えるモーターの世界的メーカーです。

不適切会計疑惑により東証から特別注意銘柄に指定され、上場廃止リスクも指摘されています。

永守氏は「ニデックは永久に不滅です」とメッセージを残して退場しましたが、今後は第三者委員会の報告書と岸田新体制の手腕が問われます。

株価は底値から反発傾向にありますが、業績予想が未定の状況ですので、続報を注視していきましょう。

ニデックの動向は日本のものづくり産業全体にも影響を及ぼすテーマなので、この機会にしっかり押さえておきたいですね。

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