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高市早苗首相が2026年2月27日の衆院予算委員会で、皇位継承者は「男系男子に限るのが適切」と明言した。
衆院予算委員会は27日午前、高市早苗首相と全閣僚が出席して2026年度予算案の基本的質疑を行い、実質審議に入った。首相は2年間の食料品消費税率ゼロについて、今夏までに関係者の意見を集約し、臨時国会に関連法案を提出したいとの考えを示した。安定的な皇位継承の確保策に関連し、皇位継承者は男系男子に限るのが適切との認識を示した。
引用元: 消費減税、夏までに意見集約 高市首相、皇位継承「男系男子限定が適切」―衆院予算委(時事通信)
詳しい情報は以下をご覧ください。
高市首相が予算委で「男系男子に限るのが適切」と明言した背景は?
2/27衆院予算委での発言内容を整理してみた
2026年2月27日午前、衆院予算委員会で2026年度予算案の基本的質疑が始まりました。
この中で、安定的な皇位継承の確保策が議題に上がり、高市首相は自民党の小林鷹之政調会長らへの答弁の中で踏み込んだ発言をしています。
皇位継承に関しては「有識者会議の報告書でも男系男子に限ることが適切とされている。私としてもこの報告を尊重している」と表明。「皇位が女系で継承されたことは一度もない」と強調した。一方で「過去の女性天皇を否定してしまうことは不敬に当たる」とも語った。
引用元: 消費減税、夏までに意見集約 高市首相、皇位継承「男系男子限定が適切」 衆院予算委(Yahoo!ニュース/時事通信)
ポイントは「私としても」という表現で、政府の立場としてだけでなく、個人の信念としても男系男子を支持していることを明確にした点です。
現役首相がここまで踏み込むことはこれまでなかなかなかったので、大きな注目を集めています。
「女性天皇は否定しない」発言の意味するものとは
一方で、高市首相は「過去の女性天皇を否定してしまうことは不敬に当たる」とも発言しています。
これは以前から高市首相が繰り返している持論で、「女性天皇」と「女系天皇」を明確に区別しているということです。
有識者会議の報告書ってそもそも何を言っている?
高市首相が発言の根拠とした「有識者会議の報告書」とは、2021年12月に政府の有識者会議がまとめたものです。
この報告書では、皇族数の確保策として2つの案が示されました。
いずれも「皇位継承そのもの」は男系男子を維持する前提で議論されており、女性天皇・女系天皇の議論は事実上棚上げされたままというのが現状です。
この報告書を「尊重する」と明言したことは、棚上げ状態を当面維持するという意思表示とも受け取れます。
この動画では皇族数の確保と男系男子のジレンマを解説。
こうした情報は知っておいて損はないので、気になる方はチェックしておきましょう。
高市首相の皇位継承スタンスは以前から変わっていないのか
総裁選時代から一貫していた「男系男子」へのこだわり
高市首相の皇位継承に対する姿勢は、2025年の自民党総裁選の時点で既に明確でした。
総裁選への出馬会見で「男系の皇統を守るために皇室典範を改正する」と公約に掲げ、「126代も続いた皇室は世界のどこにも例のない、日本にしかない大切な宝物だ」と述べています。
つまり、今回の予算委での発言は「新たな方針転換」ではなく、総裁選時代からの持論を首相の立場で改めて公式に表明したということになります。
「初の女性首相」なのに女性天皇に慎重…その理由がある
憲政史上初の女性首相が「女性天皇」に慎重な立場を取っていることに、違和感を覚える方もいるかもしれません。
しかし高市首相は文藝春秋のインタビューで、自身の立場をこう説明しています。
つまり「女性が首相になること」と「皇位継承のルール」は別問題という考え方です。
海外メディアからは「保守派の女性首相が女性天皇に慎重」という矛盾を指摘する声もありますが、本人としては「伝統の継承」と「政治での女性活躍」は両立するという立場なのでしょう。
この動画では高市首相の皇位継承スタンスの変遷を解説しています。
皇位継承対応を麻生氏に一任した狙いも気になる
もう一つ注目すべきは、高市首相が皇位継承問題の対応を自民党の麻生太郎氏に一任したという点です。
麻生氏は過去に女性皇族の夫・子を皇族とする案に難色を示しており、「皇位継承の伝統を守る」という立場を取っています。
周りでもこの話題は盛り上がっているので、押さえておきたいですね。
【世論調査】国民は皇位継承をどう考えている?最新データまとめ
読売調査で女性天皇「賛成」69%・女系容認64%という現実
読売新聞社が2025年9月〜10月に実施した皇室に関する全国世論調査(郵送方式)の結果は、かなりインパクトのある数字でした。
(読売新聞世論調査より)
特に注目すべきは、「女系も認める方がよい」が64%に達し、「男系維持」の13%を大幅に上回っている点です。
さらに毎日新聞の2025年5月調査でも女性天皇賛成が70%、共同通信の調査では約9割が賛成という結果も出ています。
知らないと損する情報なので、しっかり確認しておきましょう。
自民党支持者の7割超も女性天皇に賛成という意外な数字
「男系男子維持は保守層の声」というイメージがありますが、実際のデータを見ると意外な結果が出ています。
この結果は、政治的に保守的な立場の人々にも女性天皇容認の考え方が広がっていることを示しています。
「国会と世論のギャップ」はなぜ埋まらない?
国民の大多数が女性天皇を支持しているにもかかわらず、なぜ国会での議論は進まないのでしょうか。
この動画では皇位継承問題の論点をわかりやすく解説しています。
ここまで読んだなら、次のQ&Aもチェックしておくとより理解が深まります。
【Q&A】皇位継承問題で気になる疑問をサクッと解説
Q. 愛子さまが天皇になる可能性はあるの?
Q. 皇室典範の改正はいつ・どう動く?
Q. 「女性天皇」と「女系天皇」って何が違う?
こういった基礎知識を押さえておくと、ニュースの理解がぐっと深まります。
まとめ
高市首相が2026年2月27日の衆院予算委で「皇位継承は男系男子に限るのが適切」と明言したことで、皇位継承問題が改めて注目されています。


世論調査では国民の約7割が女性天皇に賛成している中で、あえて「男系男子」を強調した意味は何なのか。
この記事では、発言の詳細・高市首相のこれまでのスタンス・世論との温度差・今後の焦点をまとめてお伝えします。