昭和・平成世代向けのWebメディア、LifeGoodTrend編集部です。
中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が、約3カ月の沈黙を破り公の場に姿を現した。
中国の薛剣・駐大阪総領事は10日、中国の春節(旧正月)を祝う行事に出席し、あいさつした。薛氏が公の場に姿を現すのは2025年11月にX(旧ツイッター)で高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を批判して以降、初めてとみられる。
引用元: 中国の薛剣・駐大阪総領事が公の場に 高市首相批判のSNS投稿後初か(日本経済新聞)
詳しい情報は以下をご覧ください。
薛剣総領事が3カ月ぶりに公の場に復帰!その経緯は?
2025年11月の「首斬り」投稿が世界的な大炎上に
事の発端は2025年11月7日の衆院予算委員会です。
高市早苗首相が台湾有事について問われ、「存立危機事態になり得るケースであると私は考える」と答弁したことに対し、薛剣・駐大阪総領事がXに衝撃的な投稿を行いました。
この投稿は瞬く間に拡散し、日本国内はもちろん国際社会からも非難が殺到しました。
駐日米大使のジョージ・グラス氏も「高市首相と日本国民を脅迫している」「再び本性を露呈した」とXで厳しく糾弾したほどです。
グラス駐日米大使は10日、中国の薛剣・駐大阪総領事が高市早苗首相の台湾有事発言を批判したことについて「高市首相と日本国民を脅迫している」とX上で糾弾した。イスラエルをナチス・ドイツになぞらえた薛氏の過去の投稿を引き合いに出し、「再び本性を露呈した」と非難した。
引用元: 中国総領事は「日本国民を脅迫」 「本性を露呈」と非難―駐日米大使(時事通信)
台湾総統府、大阪市議会、日本維新の会、自民党外交部会なども次々と非難の声を上げ、文字通り「世界的な大炎上」となりました。
こういった外交官の暴言が国際問題化するのは極めて異例で、SNS時代ならではの展開だったと言えますね。
この動画では「首斬り」発言の背景と戦狼外交の実態を解説。
3カ月間沈黙を貫き春節レセプションで復帰
「首斬り」投稿後、薛剣氏は公の場から姿を消しました。
2025年11月中には任期満了で帰国するとの観測も出ていましたが、結局そのまま大阪に留まり続けたのです。
2026年2月10日、在大阪中国総領事館が主催した春節レセプションに薛剣氏が出席。
中国企業関係者や留学生ら約100人が参加する行事であいさつしたとされ、これが「首斬り」投稿以降初めての公の場への登場とみられています。
帰国の話はどこへいったのか…そう思った方も多いのではないでしょうか。
復帰スピーチでも強気姿勢…反省の色はゼロ
復帰した薛剣氏のスピーチ内容が、また物議を醸しています。
薛総領事は午年の春節を祝うメッセージを伝え、「中日関係が現在、厳しく複雑な曲面に直面する中、中国の政策と立場は明確かつ一貫しており、いささかも揺るがず、変わることはない」と強調。
引用元: 在大阪中国総領事館が2026年迎春レセプション開催 薛剣総領事が新春の挨拶(人民網日本語版)
つまり、過去の投稿に対する謝罪や反省は一切なく、むしろ「中国の立場は変わらない」と強気の姿勢を貫いたわけです。
さらに日本政府に対しては「実際の行動をもって中日関係の政治的基礎を守るよう促す」と注文をつけたとも報じられています。
「首斬り」だけじゃない!薛剣総領事の暴言・問題行動の歴史
「害虫駆除」「農奴主」…着任直後から始まった暴言の数々
薛剣氏は2021年6月に駐大阪総領事として着任し、同年8月にXのアカウントを開設しています。
実は暴言癖は着任当初からでした。
人権団体を「害虫」扱いし、ノーベル平和賞受賞者を侮辱するという、外交官としてはありえない発言の連続です。
当時から松原仁衆院議員が質問主意書で批判するなど、問題視されていました。
この動画では薛剣氏の暴言と戦狼外交の本質を深掘り。
玉木代表に「ハエがウンコ」、イスラエルをナチス呼ばわり
暴言はエスカレートしていきます。
2022年には国民民主党の玉木雄一郎代表(当時)に対して、信じがたい侮辱的表現を用いたのです。
北京オリンピックのボイコットに言及した玉木代表を指して「ハエがウンコに飛びつこうとする西側子分政治家」と投稿。
一国の政党代表に対して現職の外交官がこのような表現を使うこと自体が異常です。
日本の政治家だけでなく、各国の大使からも批判を受けるという異常事態が続いていたわけです。
SNSでも大きな話題になっているので、こういった情報は早めにチェックしておきたいところです。
れいわへの投票呼びかけからウクライナ便乗威圧まで…内政干渉の数々
薛剣氏の問題行動は暴言だけにとどまりません。
2024年10月の第50回衆院選では「全国どこからでも、比例代表の投票用紙には『れいわ』とお書きください」とXに投稿しました。
さらに2022年のロシアによるウクライナ侵攻の際には、「弱い人は絶対に強い人に喧嘩を売る様な愚かをしてはいけない」とXに投稿。
表向きはウクライナの話をしているようで、実際には日本に対する威圧だと受け取られたのです。
こうして振り返ると、薛剣氏の問題行動は年を追うごとにエスカレートしていったことが分かります。
知らないと損する情報なので、日中関係に関心のある方はぜひ把握しておきましょう。
薛剣総領事の復帰は日中関係にどう影響する?
ペルソナ・ノン・グラータ(国外追放)が実現しなかった理由
「首斬り」発言後、SNSでは「国外追放すべき」「ペルソナ・ノン・グラータを通告しろ」という声が殺到しました。
大阪府の吉村洋文知事も「ペルソナ・ノン・グラータをやるべきだ」と明言していたほどです。
つまり、日本政府としては「強く抗議はするが、任期満了による自然な帰国を待つ」という落としどころを選んだと見られています。
しかし、その薛剣氏が帰国せずに公の場に復帰してしまったことで、この問題は再び注目されることになりました。
この動画では薛剣氏の沈黙後の動きと日中関係の行方を解説。
衆院選圧勝の高市政権に対し中国が見せた意外な反応
2026年2月の衆院選で自民党が歴史的大勝を収め、高市政権は大きく基盤を強化しました。
中国側は選挙結果を受けて対日批判のトーンを維持しつつも、完全な断交路線は取っていません。
2026年2月9日には高市首相が「意思疎通を継続し、国益の観点から冷静に、適切に対応する」と記者会見で表明。
一方の中国外務省・林剣報道官は「実際の行動で対話に向けた誠意を見せるべきだ」と発言の撤回を求めつつも、対話の可能性は否定していません。
周りでも話題になっているニュースなので、この流れは押さえておきたいですね。
今後の日中関係の行方と注目ポイント
薛剣氏の復帰は、日中関係の今後を占う上で重要なシグナルです。
茂木外相はミュンヘン安全保障会議で、中国の王毅外相による「日本に軍国主義の亡霊がいる」との発言に対し「事実に基づかない」と即座に反論しています。
日中双方とも一歩も引かない構えを見せる中で、薛剣氏の処遇がどうなるかは引き続き注目です。
まとめ
薛剣・駐大阪総領事の「しれっと復帰」は、日中関係の緊張が続いていることを象徴する出来事です。
「首斬り」発言だけでなく、着任以来繰り返されてきた暴言の数々を振り返ると、この人物がいかに外交官としての一線を越えてきたかがよく分かります。
ここまで読んだなら、今後の薛剣氏の動向と日中関係のニュースもチェックしておきましょう。


あの騒動から約3カ月、反省の色を見せることなく春節レセプションで復帰したことが再び話題になっています。