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独身女性が老後を安心して暮らすには、年金以外に約1,000万円~2,650万円の資金が必要というのが結論です。
2024年の家計調査報告書を見ると、65歳以上の単身無職世帯の平均実収入は13万4,116円なのに対し、支出の合計は16万1,933円(消費支出14万9,286円+非消費支出1万2,647円)となり、毎月の不足額は2万7,817円となります。
引用元: 老後資金、いくら必要?独身の男女の生活費や貯めるべき金額を紹介(マネコミ!)
詳しい情報は以下をご覧ください。
独身女性の老後資金はいくら必要?最新データで検証
65歳以上単身女性の平均生活費は月15万円
総務省の「家計調査報告2024年」によると、65歳以上の単身無職世帯の消費支出は月額約14万9,286円となっています。
これに税金や社会保険料などの非消費支出(約1万2,647円)を加えると、毎月約16万2,000円の支出が必要になる計算です。
女性の年金受給額は平均10万円(厚生年金)
女性の公的年金受給額は、厚生年金の場合で月額約10万円、国民年金のみの場合は月額約5万円が平均となっています。
男性の厚生年金平均が月額約17万円であるのに対し、女性は約10万円と大きな差があります。
この差は、女性の平均年収が男性より低いこと、出産や育児で離職期間があることなどが影響しています。
毎月の不足額から計算する老後資金
収入と支出の差から老後資金を計算してみましょう。
厚生年金受給者の場合、月収入約13万4,000円に対し支出が約16万2,000円なので、毎月約2万8,000円の赤字となります。
この不足額を65歳から95歳までの30年間で計算すると、約1,000万円が必要という結果になります。
独身(高齢単無職世帯)が30年間、2024年基準の「平均的」な生活を送るためには、約1,000万円の資金が必要と考えることができます。
引用元: 老後資金、いくら必要?独身の男女の生活費や貯めるべき金額を紹介(マネコミ!)
ただし、これは最低限の生活を送る場合の金額です。
旅行や趣味を楽しみたい方は、さらに余裕を持った資金計画が必要になりますね。
この動画では独身女性と夫婦世帯別の老後資金シミュレーションを解説しています。
生活費以外に必要な老後資金3つ
介護費用は平均580万円(月額9万円×期間)
独身女性は、いざという時に家族の介護力を期待しにくいため、介護サービスや施設入所に頼るケースが多くなります。
生命保険文化センターの2024年度調査によると、介護に要した費用は一時費用が平均91万円、月々の費用が平均9万円とされています。
介護期間の平均は約5年3カ月(63カ月)なので、総額では約580万円以上が必要になる計算です。
葬儀費用は平均118万円
独身者は自分の死後のための葬儀費用も自分で準備しておく必要があります。
葬儀相談サイト「いい葬儀」の2024年調査によると、葬儀費用の平均総額は約118万円となっています。
葬儀相談依頼サイト「いい葬儀」が実施した「第6回お葬式に関する全国調査(2024年)」によると、葬儀費用の平均総額は118.5万円となっています。
引用元: 独身の老後資金はいくら必要?平均的な不足額&ライフスタイル別シミュレーション(マネイロ)
近年は家族葬など費用を抑えた葬儀も増えていますが、最低でも100万円程度は確保しておきたいところです。
こういった費用も含めて計画しておくと、将来の不安が減りますよね。
住宅リフォーム・医療費の備え
持ち家の方は、老朽化によるリフォーム費用やバリアフリー化の費用が発生する可能性があります。
また、高齢になるほど医療費の負担も増加する傾向にあります。
賃貸住宅にお住まいの方は、高齢になっても家賃の支払いが続くことを考慮しておきましょう。
この動画では60歳時点で必要な貯蓄額のリアルについて解説しています。
独身女性の老後資金を貯める方法
NISAで非課税運用をスタート
2024年から制度が一新されたNISAは、運用益が非課税になる大きなメリットがあります。
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAなら非課税で受け取れるため、効率よく老後資金を増やすことができます。
ただし、投資には元本割れのリスクがあることは理解しておきましょう。
長期・分散投資を心がけることで、リスクを抑えながら資産形成ができます。
iDeCoで税金を抑えながら老後に備える
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛金が全額所得控除の対象となる税制メリットの大きい制度です。
毎月の掛金分は収入として計算されないため、所得税や住民税の節税効果が期待できます。
iDeCoは個人型確定拠出年金と呼ばれ、毎月の掛金を全額税控除の対象にできるのが特徴です。引き出しは60歳からで、年金形式、一時金形式を選べます。
引用元: 老後資金、いくら必要?独身の男女の生活費や貯めるべき金額を紹介(マネコミ!)
会社員の方は月23,000円、自営業の方は月68,000円まで積み立てることができます。
60歳まで引き出せないという特徴は、逆に言えば確実に老後資金を貯められるということでもありますね。
固定費見直しで毎月の貯蓄額を増やす
老後資金を貯めるには、まず現在の収支を把握することが大切です。
スマホ代、保険料、サブスクリプションサービスなど、固定費を見直すだけで月1~2万円の節約ができるケースも少なくありません。
浮いたお金をNISAやiDeCoに回すことで、効率的に老後資金を増やすことができます。
「収入-貯蓄=生活費」という考え方で、先取り貯蓄の仕組みを作っておくと失敗しにくいですよ。
この動画では独身女性の老後資金の具体的な貯め方を解説しています。
まとめ
独身女性の老後資金は、生活費の不足分だけで約1,000万円、介護・葬儀費用を含めると1,500万円~2,650万円が目安となります。
ここまで読んでくださった方は、すでに老後資金の準備に向けて一歩踏み出しています。
早く始めるほど複利効果で有利になるので、まずは少額からでも資産運用をスタートしてみてはいかがでしょうか。
知っているのと知らないのでは大きな差が出る情報なので、この記事が参考になれば嬉しいです。


女性は平均寿命が87歳と長いため、男性よりも多くの老後資金を準備する必要があるのが現実です。