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ドムドムバーガーが今、熱い注目を集めているという話をご存知でしょうか。
ドムドムハンバーガーの創業は1970年。実はマクドナルド(創業1971年)やモスバーガー(創業1972年)より古い、大型ハンバーガーチェーンとしては日本最古の歴史を持つ。
引用元: カンブリア宮殿 2025年1月30日放送回(テレビ東京)
ダイエーのフードコートで食べた記憶がある方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなドムドムバーガーの歴史から復活劇、そして今なぜアツいのかを語っていきます。
ドムドムバーガーとは?実はマックより1年先輩だった
1970年創業、日本最古のハンバーガーチェーン
ドムドムハンバーガーは1970年2月、東京都町田市にオープンしました。
これはマクドナルドの日本1号店より1年も早いんです。
マクドナルドが銀座に1号店を出したのが1971年、モスバーガーの創業が1972年ですから、ドムドムはまさに日本のハンバーガー文化のパイオニアと言えます。
当時の日本人にとって、ハンバーガーはまだまだ珍しい食べ物でした。
そんな時代に「気軽に食べられるハンバーガー」を提供し始めたドムドムは、多くの人に新しい食体験を届けたのです。
知らなかった方も多いかもしれませんが、こういうトリビアって誰かに話したくなりますよね。
ダイエーのフードコートで見た!全盛期は400店舗
ドムドムバーガーは、かつてダイエーグループの一員でした。
「ダイエーに行けばドムドムがあった」という記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
買い物帰りにフードコートで食べたドムドムの味は、多くの人にとって懐かしい思い出になっています。
象のキャラクター「どむぞうくん」のロゴを見ると、当時の記憶が蘇るという声もSNSではよく見かけます。
気づけば30店舗以下…「絶滅危惧種」と呼ばれた時代
しかし、1997年のバブル崩壊をきっかけに、親会社ダイエーの経営が悪化。
ドムドムも大きな影響を受け、店舗数は激減していきました。
「気づいたら近所のドムドムがなくなっていた」という経験をした方も多いはずです。
このまま消えてしまうのかと思われたドムドムでしたが、ここから奇跡の復活劇が始まります。
この動画ではドムドムの個性派バーガーによる復活を解説しています。
39歳で初就職した主婦が社長に!藤﨑忍さんの逆転人生
夫の病気をきっかけに渋谷109の店長へ
ドムドムを復活させた立役者、藤﨑忍(ふじさき しのぶ)さんの人生は実にドラマチックです。
私は今でこそ社長を務めていますが、39歳までは専業主婦でした。学生時代にアルバイトをしたことがあったくらいで、社会人として働いた経験はゼロです。
引用元: Woman type インタビュー記事(キャリアデザインセンター)
藤﨑さんは21歳で結婚し、政治家の妻として専業主婦生活を送っていました。
しかし、39歳の時に夫が心筋梗塞で倒れたことで人生が一変します。
家計を支えるため、藤﨑さんは初めて就職活動を始めました。
そして採用されたのが、渋谷109にあるアパレルショップ「MANA」でした。
51歳でドムドム入社、わずか9ヶ月で社長就任
109でのキャリアを経て、藤﨑さんは44歳で新橋に居酒屋「そらき」をオープンします。
この居酒屋が、ドムドムとの出会いのきっかけとなりました。
常連客からドムドムの商品開発への協力を依頼されたのです。
藤﨑さんが最初に企画・開発した「手作り厚焼きたまごバーガー」は大ヒット商品となりました。
51歳でドムドムに正式入社した藤﨑さんは、なんとわずか9ヶ月で代表取締役社長に就任します。
「会社を再建させるしか道はない」という強い覚悟で、自ら役員への昇格を直談判したそうです。
この動画では藤﨑社長の異色の経歴とV字回復の戦略について詳しく語られています。
「思いやり経営」で3年連続黒字を達成
藤﨑社長が掲げるのは「思いやり経営」という理念です。
東京オフィスには社長の藤﨑をはじめ、営業部長、商品開発担当者など、わずか6人しか社員は常駐していない。さらに藤﨑のスマホは全ての店舗の店長とLINEグループで繋がっている。
引用元: カンブリア宮殿 2025年1月30日放送回(テレビ東京)
少人数で風通しの良い組織を作り、現場の声を大切にする経営スタイルが、ドムドムの強みになっています。
2021年、2022年と3年連続で黒字化を達成し、2022年には「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の思いやり経営賞を受賞しました。
2025年1月にはカンブリア宮殿にも出演し、その経営手腕が全国に紹介されました。
こういう逆転ストーリー、応援したくなりますよね。
今のドムドムが面白い!攻めたメニューとファン戦略
丸ごとカニバーガーなど驚きのメニューが話題
今のドムドムの最大の特徴は、他のチェーンでは絶対に見ないような攻めたメニューを次々と出していることです。
「たくさんの意見を聞くと尖ったものができない」という藤﨑社長の考えから、商品開発はわずか2人で行われています。
だからこそ、大手チェーンでは出せないような個性的な商品が生まれるのです。
SNSでは「攻めすぎ」「これハンバーガー?」といった声と共に、写真が拡散されることも多いです。
見た目のインパクトも計算されているんですね。
どむぞうくんグッズは即完売の人気ぶり
ドムドムの人気を支えているのは、食べ物だけではありません。
マスコットキャラクター「どむぞうくん」のグッズが大人気なのです。
セリアなどの100円ショップでもドムドムコラボグッズが展開されるなど、その人気は広がり続けています。
「ハンバーガーは食べられないけど、グッズは集めてる」というファンもいるほどです。
こういうグッズ展開、ファンとしては嬉しいですよね。
ファンを「大事な顧客」として大切にする姿勢
ドムドムのSNS運用には、他のチェーンとは違う特徴があります。
リツイートキャンペーンをあえて行わないというポリシーです。
新商品が出るたびに遠方から店舗を訪れるファン、定期的に「ドムドム巡礼」をするファンも少なくありません。
効率よりも人とのつながりを大切にする経営、今の時代だからこそ響くものがありますね。
この動画では藤﨑社長の経営哲学とドムドムらしさについて語られています。
まとめ
ドムドムバーガーは、日本最古のハンバーガーチェーンとして復活を遂げた奇跡のブランドです。
マクドナルドより1年早い1970年創業、ダイエーと共に全盛期を迎え、一時は「絶滅危惧種」と呼ばれるまで衰退。
しかし、39歳まで専業主婦だった藤﨑忍社長の手腕で見事にV字回復を果たしました。
ここまで読んでくださった方は、きっとドムドムのことが気になっているはず。
公式サイトで近くの店舗を探して、あの「どむぞうくん」に会いに行ってみてください。



しかも、その立役者は39歳まで専業主婦だった女性社長というから驚きです。