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九州大学病院の中村雅史病院長が、経費不正支出への関与を認定され辞任したというニュースが飛び込んできました。
九州大学病院(福岡市東区)の中村雅史病院長が、病院長を辞任する意向であることが、関係者への取材で分かった。学内の調査委員会が、経費の不正支出に関与したと認定したことを受け、本人が申し出たという。
詳しい情報は以下をご覧ください。
九州大学病院長・中村雅史氏が辞任を発表
12月24日付で病院長を辞任
九州大学は2025年12月25日、中村雅史病院長が24日付で辞任したと発表しました。
辞任の理由は、経費の不正支出に関与したと学内調査委員会に認定されたためです。
中村氏本人からの申し出による辞任とされており、大学側は公式サイトで経緯を説明しています。
令和7年12月24日をもって本院の病院長 中村 雅史 が辞任しましたのでお知らせします。
引用元: 九州大学病院長の辞任について(九州大学病院)
西日本を代表する医療機関のトップが突然辞任するという異例の事態に、医療関係者や患者からも驚きの声が上がっています。
中村雅史氏の経歴とプロフィール
辞任した中村雅史氏は、消化器外科の専門家として長年活躍してきた医師です。
複数の医療系学会で理事や評議員を歴任するなど、医学界でも重要な役割を担ってきた人物です。
そんな経歴を持つ中村氏が、わずか1万数千円の経費問題で辞任に追い込まれたという事実は、多くの人に衝撃を与えています。
九大病院とはどんな病院か
九州大学病院は、1867年に設立された福岡藩の医学校「賛生館」にルーツを持つ歴史ある医療機関です。
福岡市東区に位置し、多くの患者が九州各地から訪れる重要な医療施設となっています。
そのトップである病院長の不祥事は、病院の信頼にも関わる重大な問題といえるでしょう。
こういった医療機関の不祥事は見逃せない情報なので、しっかり押さえておきたいですね。
この動画では九大病院長の辞任問題を解説。
経費不正の手口と経緯を徹底解説
沖縄出張での延泊問題が発端
事の発端は2025年2月、沖縄県で開かれた九州外科学会への出張でした。
中村病院長と同行した教員が、学会終了後に私用で1日延泊したのです。
通常、私用での延泊分は経費として認められません。
大学側も当初は「私用である」として、延泊分の宿泊費と日当の支給を認めませんでした。
ことし2月に出張した教員が、私用で延泊した分の宿泊費と日当が不支給となったことを中村元病院長に相談しました。
引用元: 架空の会合で教員の宿泊費と日当を不正に支出させる 九大病院の病院長が辞任(FBS福岡放送)
ここで普通なら諦めるところですが、教員は中村病院長に相談を持ちかけたのです。
架空の「ミーティング」で経費を不正受給
相談を受けた中村病院長がとった行動は、驚くべきものでした。
この手口により、1万数千円が不正に支出されたとされています。
病院長という立場を利用して事務方に虚偽文書を作らせるという行為は、組織のトップとしてあるまじき行動といえるでしょう。
金額の大小に関わらず、不正は不正ということを改めて認識させられますね。
6月の内部告発から調査開始
この不正は、2025年6月頃に大学側に寄せられた情報提供がきっかけで発覚しました。
九州大学は大学幹部や弁護士らでつくる調査委員会を設置し、聞き取り調査などを実施。
その結果、不正な経費処理が認定されたのです。
内部告発がなければ明るみに出なかった可能性もあり、組織内のチェック機能の重要性を再認識させられる事案です。
今後の九大病院と懲戒処分の行方
副病院長・中島康晴氏が職務代行
中村氏の辞任に伴い、病院運営に空白が生じることを防ぐための措置がとられています。
患者への医療サービスに影響が出ないよう、体制の維持が図られています。
ただ、トップの突然の交代は組織運営に少なからず影響を与えることは避けられないでしょう。
他の不正についても調査継続
今回発覚した経費不正は、氷山の一角に過ぎない可能性があります。
大学側には他にも複数の不正に関する情報が寄せられているとのことです。
九大は、他の不正の有無に加え、公的研究費が適正に使われていたかについても調査を継続するという。
引用元: 九州大学病院長が辞任 教員の旅費不正支給で(日本経済新聞)
今後の調査次第では、さらなる不正が明らかになる可能性もあり、事態の推移を見守る必要がありそうです。
石橋達朗学長の謝罪コメント
九州大学の石橋達朗学長は、今回の事態について謝罪コメントを発表しています。
大学としても信頼回復に向けた取り組みが求められることになりそうです。
こういったニュースは続報が出る可能性が高いので、引き続きチェックしておきたいですね。
まとめ
九州大学病院の中村雅史病院長が、わずか1万数千円の経費不正で辞任に追い込まれたという衝撃的なニュースをお伝えしました。
金額としては少額でも、組織のトップが虚偽文書を作らせて不正を働いたという事実は重大です。
西日本の医療を支える重要な病院のトップによる不祥事だけに、今後の対応が注目されます。
ここまで読んでいただいた方は、続報が出た際もチェックしておくことをおすすめします。
(九州大学公式サイトより)

