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手の冷えは「血流」を動かせば道具なしでも解消できるというのが結論です。
寒さ厳しいこの季節、手袋をしていても手がかじかんで動かなくなることがあります。このような時、手を上下に、大きく素早く数回振ることで、遠心力により体幹の温かい血液を指先に送ることができ、指先のかじかみは改善されるようです。
引用元: 寒いときは手を振りましょう(警視庁)
詳しい情報は以下をご覧ください。
そもそも手が冷える原因とメカニズム
手が冷たくなるのは、単純に気温が低いからではありません。
体の仕組みとして、血液が熱を全身に届ける役割を担っているため、血流が悪くなると手足の末端が冷えてしまうのです。
血液は「熱の運び屋」だった
私たちの体は、食べ物を消化・吸収して筋肉や内臓で熱を作り出しています。
その熱を全身に届けているのが血液なんですね。
血液は体の隅々の細胞まで酸素や栄養を運び、二酸化炭素や老廃物を回収する働きをしています。さらに、体内でつくられた熱を全身に伝えることで体全体を温めているのも血液です。
引用元: この冬冷えない体に 冷えと血行(大正健康ナビ)
つまり、血流が悪くなれば熱も届かず、手足が冷たくなるというわけです。
こういうメカニズムを知っておくと、対策も立てやすくなりますよね。
毛細血管の99%が末端に集中している
体中に張り巡らされた血管のうち、なんと99%が毛細血管だそうです。
毛細血管が減ると「ゴースト血管」と呼ばれる状態になり、様々な不調の原因にもなるとか。
だからこそ、日頃から血流を良くする習慣が大切なんですね。
自律神経が「手足後回し」を決めている
寒い環境にさらされると、脳の体温調節中枢が自律神経に指令を出します。
このとき体は内臓を守るために手足への血流を減らすという判断をするんです。
でも安心してください。
この仕組みを逆手に取れば、意図的に手を温めることができるんです。
この動画では冷え性改善のための簡単な運動を解説しています。
道具なしで手を温める方法5選【即効性あり】
ここからは実際に道具なしでできる温め方を5つ紹介します。
どれも科学的な根拠があるので、ぜひ試してみてください。
①手を上下に振る(警視庁おすすめ)
警視庁が災害時のテクニックとして紹介しているのが「手を振る」方法です。
やり方はとっても簡単。
遠心力によって体幹の温かい血液が指先まで送られるという仕組みです。
災害時にスマホを操作したいときなど、覚えておくと役立ちそうですね。
②グーパー運動(毛細血管を拡張)
手をグー・パーと繰り返すだけの簡単な運動ですが、実は血管に良い刺激を与えています。
手を握ると腕の筋肉が収縮して、一時的に血管が狭くなり、血流がとだえます。そのあと力を緩めて手を開くと血管が解放され、血液がドッと流れます。そのときに内皮からNO(一酸化窒素)が放出されて、血管が広がるのです。
引用元: 【脳梗塞予防】血管を柔軟に保つNOの産生に有効なグーパー運動のやり方(特選街web)
毛細血管が刺激されて血流が良くなり、手先がポカポカしてきますよ。
③ツボ押しマッサージ(井穴・八関・労宮)
東洋医学のツボを活用したマッサージも効果的です。
ウェザーニュースで紹介された源保堂鍼灸院の瀬戸先生によると、以下の手順がおすすめとのこと。
(ウェザーニュースより)
仕事の合間にサッとできるので、デスクワークの方には特におすすめです。
④手首を回す・ストレッチする
手首をぐるぐると回したり、腕を回すストレッチも血流改善に効果があります。
肩こりがある人は血流が滞りやすいので、首や肩も一緒にほぐしてあげると良いですね。
⑤深呼吸で自律神経を整える
緊張すると呼吸が浅くなり、交感神経が優位になって血流が悪くなります。
意識的に深呼吸することで副交感神経が働き、血管が拡張して手先まで血液が届きやすくなるんです。
ストレスが多い現代人にとって、深呼吸は冷え対策だけでなく心の安定にも役立つ一石二鳥のテクニックですね。
この動画では指が動かしやすくなる体操を紹介しています。
冷えにくい体を作る根本対策
即効テクニックだけでなく、長期的に冷えにくい体を作る方法も押さえておきましょう。
知らないと損する情報なので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
筋肉量を増やして熱産生力アップ
体内で熱を作り出しているのは主に筋肉です。
女性に冷え性が多いのは、男性より筋肉量が少ないからという理由もあるんですね。
毎日少しずつでも続けることが大切ですね。
首・お腹を温めて「末端優先モード」に
体の中心部(内臓)が冷えていると、体は内臓を守るために手足への血流を制限します。
逆に言えば、お腹や首を温めておけば、手足にも血液が回りやすくなるということ。
(大正健康ナビより)
「末端を温める」より「中心を温める」が正解だったんですね。
自律神経を整える生活習慣のコツ
冷えの大きな原因の一つが自律神経の乱れです。
ストレスや不規則な生活が続くと、体温調節機能が正常に働かなくなってしまいます。
一つずつ生活に取り入れていけば、冷えにくい体質に変わっていきますよ。
周りでも「最近手が冷えなくなった」という人は、こういった習慣を実践していることが多いです。
この動画では冷え性対策のストレッチを6分間で解説しています。
まとめ
道具なしで手を温める方法について解説しました。
手の冷えは血流が原因なので、道具がなくても体を動かすだけで解消できるのが嬉しいポイントです。
ここまで読んだなら、まずは「手を振る」か「グーパー運動」から試してみてください。
きっと「こんな簡単なことで温まるの!?」と驚くはずですよ。


実は警視庁も推奨する「手を振る」だけの簡単テクニックで、すぐに温まることができるんです。