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アニメイトが2026年4月1日のエイプリルフール投稿で炎上し、同日中に謝罪・投稿削除に追い込まれたという騒動が話題になっています。
アニメや漫画、ゲームなどを専門に販売するアニメイト(東京都豊島区)が2026年4月1日昼ごろ、「弊社のエイプリルフール投稿において、内容に不適切かつ配慮を欠く表現が含まれておりました」とXで謝罪した。
引用元: アニメイト、「エイプリルフール投稿」を削除→謝罪 「乙女ゲーム」巡り「馬鹿にしている」などの批判(J-CASTニュース)
詳しい情報は以下をご覧ください。
アニメイトがエイプリルフールで謝罪した理由
投稿された「乙女ゲーム」企画の内容とは
アニメイトの公式Xアカウントは2026年4月1日0時、エイプリルフール企画としてオリジナル乙女ゲーム『Unlimited Mates ~∞のエンディング~』をプロデュースしたという投稿を行いました。
ここまでなら「毎年恒例の楽しいエイプリルフール企画」で済んだはずですが、問題はその動画の冒頭にありました。
BLと乙女ゲームの混同がなぜ問題なのか
動画の冒頭で「学園もの、異世界転生、BL展開などなんでもありの乙女ゲーム!?」という表現が使われていたことが、炎上の火種となりました。
SNS上では「乙女ゲームを好きなユーザーを馬鹿にしているのでしょうか?」「乙女商品もBL商品も扱う企業として出すのがコレは終わってる」といった厳しい声が相次ぎました。
特にアニメイトは乙女ゲームもBL作品も両方取り扱う専門店だからこそ、「この2つのジャンルの違いを理解していないはずがない」「理解した上でやっているなら余計にひどい」という批判につながりました。
投稿削除からアニメイト謝罪文までの時系列
本日0時に公開いたしました弊社のエイプリルフール投稿において、内容に不適切かつ配慮を欠く表現が含まれておりましたため、当該投稿を削除いたしました。
引用元: アニメイト、エイプリルフール投稿で謝罪 内容に不適切・配慮に欠く表現「ご不快な思いを」(ORICON NEWS)
投稿からわずか半日で削除・謝罪に至ったスピード感からも、批判の大きさがうかがえます。
こうしたエイプリルフール企画での炎上は、SNS時代ならではのリスクといえるでしょう。
この動画では2026年の企業エイプリルフールネタを解説。
SNSではどんな声が上がっている?
「乙女ゲームを馬鹿にしてる」ファンの怒りが止まらない
乙女ゲームファンからは「乙女ゲームというジャンルを軽く見ている」という怒りの声が多く上がっています。
乙女ゲームは「女性主人公×男性キャラクター」の恋愛を楽しむジャンルです。
そこにBL要素を「なんでもあり」として混ぜ込むことは、乙女ゲームの定義そのものを否定することになります。
SNSでは「BL要素を含むゲームが『乙女ゲーム』に分類されるのはなぜですか?」という疑問の声が目立ちました。
BLファンも激怒「ジャンルを雑に扱うな」
一方で、BLファンからも批判の声が上がっています。
BLはBLとして独立したジャンルであり、乙女ゲームの「おまけ」や「バリエーション」ではないという主張です。
「乙女ゲームの中にBLも入ってますよ」という扱いは、BLというジャンルの存在意義を軽視していると受け取られました。
アニメイトは乙女ゲームもBL作品も専門的に取り扱う店舗です。
だからこそ「両方のジャンルを扱っている企業がこの程度の理解なのか」という失望の声が、より一層大きくなっています。
「企業のエイプリルフール、もうやめたら?」という声も
今回の件を受けて、「企業がエイプリルフールに参加すること自体がリスクになっている」という議論も広がっています。
ハッキリ言ってしまえば「つかなくても良い嘘をついて炎上する」という最悪のパターンです。今回のアニメイトも「エイプリルフールだから嘘をつく」という流れに乗っただけで、本来は投稿する必要のないものです。
引用元: アニメイト、エイプリルフール投稿が炎上して即日謝罪。「BLゲーム制作」が批判を招いた理由とは?(Yahoo!ニュース エキスパート・篠原修司)
うまくいったときのメリットより、失敗したときのダメージのほうが明らかに大きい。
そう考えると、エイプリルフールを「やらない」という選択も、今の時代には合理的なのかもしれません。
ここまで読んだ方は、次のセクションで紹介する過去の炎上事例もチェックしておきましょう。
この動画ではエイプリルフールのリスクについて解説しています。
【過去にも】エイプリルフールで炎上した企業たち
ほっかほっか亭「ライス販売停止」→米不足の中で大炎上(2025年)
2025年のエイプリルフールで大きな炎上を起こしたのが、弁当チェーンのほっかほっか亭です。
公式Xに「本日より全国のほっかほっか亭 全店舗にてライスの販売を停止します」と投稿しました。
「#エイプリルフール」のハッシュタグはついていたものの、当時は米の価格高騰が社会問題になっていた時期です。
コラボ相手の料理研究家リュウジさんも「米の品薄が話題になってる今だとガチで勘違いをする人が居るから普通に面白くない」と苦言を呈しています。
(J-CASTニュースより)
秋元真夏「生田絵梨花と式を挙げました」→クィアベイティングと炎上(2022年)
2022年のエイプリルフールでは、乃木坂46の秋元真夏さんがインスタグラムに投稿した内容が大きな議論を呼びました。
「この度、友人の生田絵梨花と式を挙げました #エイプリルフール」という投稿に、白いドレス姿の2ショット写真を添えたものです。
この投稿に対して、LGBTQ当事者や専門家から「クィアベイティング(同性愛をネタとして消費する行為)に該当するのでは」という批判が寄せられました。
「笑える嘘」と「笑えない嘘」の境界線はどこにあるのか
ここまで見てきたように、エイプリルフールで炎上する企業や著名人は毎年のように出てきます。
では「笑える嘘」と「笑えない嘘」の違いはどこにあるのでしょうか。
ロッテの「ガーナティッシュ」やマクドナルドの「虚無バーガー」のように、誰も傷つかない・実現不可能で明らかにフィクションとわかるネタは毎年好意的に受け入れられています。
一方で、社会問題や特定コミュニティの尊厳に関わるネタは、たとえ「#エイプリルフール」のタグをつけていても炎上のリスクが高いことがわかります。
エイプリルフールに参加するなら、「この嘘で傷つく人がいないか」を事前にチェックすることが何より大切です。
この動画ではほっかほっか亭のエイプリルフール炎上を振り返っています。
まとめ
アニメイトのエイプリルフール炎上は、乙女ゲームとBLというジャンルの違いを軽視したことが原因でした。
投稿からわずか半日で削除・謝罪に至ったことからも、SNS時代におけるエイプリルフール企画のリスクの大きさが浮き彫りになっています。



乙女ゲームファン・BLファンの双方から批判が殺到し、半日足らずで投稿削除・謝罪に至っています。