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OpenAIの動画生成AI「Sora」が、2026年3月24日にサービス終了を発表しました。
米オープンAIは24日、動画生成AI(人工知能)「Sora(ソラ)」のスマートフォンアプリの提供を終了すると発表した。AIの開発競争が厳しくなり、コスト削減に動く。アニメキャラクターの動画が無断でつくられ、著作権侵害に批判も出ていた。米ウォルト・ディズニーとの資本提携も撤回する。
引用元: OpenAI、動画AI「Sora」終了 ディズニーとの提携も撤回(日本経済新聞)
詳しい情報は以下をご覧ください。
【速報】動画生成AI「Sora」が終了!いったい何があった?
そもそもSoraとはどんなサービスだった?2024年の衝撃デビューを振り返る
Soraとは、OpenAIが開発した「文章を入力するだけで動画が作れるAI」のことです。
2024年2月に初めて発表されたときは、そのクオリティの高さに世界中が驚きました。
2025年9月にはiOSアプリとしてリリースされ、TikTokやInstagramのように動画を投稿・共有できるSNS機能も搭載されていました。
「動画を作る」だけでなく「動画で遊ぶSNS」という新しいジャンルを切り開こうとしていたサービスだったんです。
Sora2でApp Store1位→ダウンロード数45%減…「飽きられた」のが現実
2025年10月にはSora 2(第2世代モデル)がリリースされ、さらにリアルな動画が作れるようになりました。
アプリはApp Storeで1位を獲得し、リリースからわずか5日で100万ダウンロードを突破しています。
しかし、その勢いは長く続きませんでした。
「動画大喜利」として盛り上がっていたSNS的な楽しみ方も、規制によってできることが減り、ユーザー離れが加速しました。
こうした情報を早めにキャッチしておくと、AI業界の動きが読みやすくなりますね。
この動画ではOpenAIのSora終了ニュースをわかりやすく解説しています。
ホリエモンのバスケ動画が数百万再生バズった「公式カメオ」の仕組みとは
Soraと聞いて「ホリエモンがバスケしてる動画」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
2025年末〜2026年初頭にかけて、堀江貴文氏がバスケットボールでダンクを決めるAI動画がTikTokやXで数百万回再生されて大バズりしました。
「普段ビジネスの最前線にいる人物がバスケでダンクを決める」というギャップが最強のショート動画コンテンツになったわけです。
ただし、このバズの裏には著作権やディープフェイクの問題が常につきまとっていました。
Soraが終了すれば、こうした動画も今後は作れなくなる可能性があります。
Soraはなぜ終わるのか?3つの本当の理由
そもそもOpenAIの目標はAGI(汎用人工知能)=なんでもできるAIだった
ここで押さえておきたいのが「AGI」という言葉です。
OpenAIはもともと「AGIの実現」を最大の目標に掲げて設立された会社です。
つまりSoraは、AGIに到達するための「寄り道」のひとつだったとも言えます。
OpenAIの広報担当者は「計算リソースへの需要が高まる中、AGI実現に向けた難しい決断に至った」とコメントしています。
動画生成AIは膨大な計算パワーを消費するため、AGI開発に回すリソースが足りなくなってきたということです。
SNSでも話題になっている通り、AI各社は今「動画よりもAGI」にシフトしている流れがあります。
ポケモン・ドラゴンボール無断生成で著作権炎上が止まらなかったから
Sora2がリリースされた直後から、著作権をめぐる大炎上が続きました。
出版社やマンガ・アニメの業界団体が「著作権侵害を容認しない」とする共同声明を出した。9月末の公開直後から利用者が人気アニメのキャラクターを無断で登場させた動画が多数生成され、批判が相次いだ
引用元: リアルすぎる動画生成AI「Sora2」のヤバさ フェイク、無断使用…マンガ・アニメ業界は著作権侵害に抗議(東京新聞)
当初Soraは「権利者が拒否しない限り使える」という仕組みでした。
しかし日本のアニメやゲームのキャラクターが無断で使われまくった結果、「許可がない限り使えない」という逆の仕組みに変更せざるを得なくなったのです。
この規制強化がユーザー離れを加速させた側面もあり、「著作権問題」はSora終了の大きな要因のひとつと見られています。
知らないと損する情報なので、AI動画に興味がある方は確認しておきましょう。
この動画ではSora終了のニュースと業界への影響を詳しく解説しています。
ディズニー10億ドル提携まで白紙になったのはIPO前のコスト見直しが原因
2025年12月、ディズニーがOpenAIに10億ドル(約1,550億円)を出資し、ミッキーマウスなど200以上のキャラクターをSoraで使えるようにする契約が発表されました。
しかし、この大型契約はSora終了に伴い完全に白紙になっています。
OpenAIは2026年3月25日、動画生成AIである「Sora」のアプリ提供を終了すると発表した。
引用元: 動画生成AI「Sora」提供終了へ(Yahoo!ニュース)
背景には、OpenAIがIPO(新規株式公開)を控えているという事情もあります。
CNBCの報道によると、OpenAIはIPO前にコスト削減を進めており、計算リソースを大量消費するSoraは「切り捨てるべきコスト」と判断されたようです。
同日にはショッピング機能「Instant Checkout」の廃止も発表されており、OpenAIが本業以外の事業を次々と整理していることがわかります。
OpenAIが動画を捨てた先に何がある?AI業界の今後を読み解く
「動画より仕事で使えるAI」へ…エージェント型AIやCoding支援に全力投球する理由
OpenAIのアプリ部門トップであるフィジー・シモ氏は、今月「本筋ではない取り組みを減らし、中核的な領域に集中する」方針を明らかにしていました。
具体的には、以下のような方向に舵を切っています。
2025年はAI各社が画像・動画生成で競い合った年でしたが、2026年に入ってからは「AIで仕事をどう効率化するか」という実用路線に大きくシフトしています。
OpenAIの競合であるAnthropicもClaude CodeやCoworkといった業務支援ツールで存在感を高めており、「動画で遊ぶAI」の時代は終わりを迎えつつあります。
ここまで読んだなら、AI業界の最新動向もチェックしておくと良いかもしれません。
Google Veo3やRunwayは?Sora亡き後の動画生成AI勢力図
Soraが終了しても、動画生成AI自体がなくなるわけではありません。
むしろ、OpenAIが撤退したことで他社にとってはチャンスとも言えます。
特にGoogle Veo3は、Soraの撤退によって動画生成AI市場でトップに立つ可能性が高いと見られています。
「Soraが終わった=動画生成AIが終わった」ではないので、その点は安心してください。
この動画ではSora終了を含むAI業界最新ニュースをまとめて紹介しています。
動画生成AI自体が終わるわけじゃない…むしろこれからが本番
OpenAIが動画から撤退した理由は「動画生成AIに未来がないから」ではありません。
あくまで「OpenAIにとってはAGI開発の方が優先度が高かった」というだけの話です。
動画生成AI市場全体で見れば、Google・Runway・xAIなどが引き続き開発競争を続けています。
むしろSoraが開拓した「テキストから動画を作る」というジャンルは、これから本格的な成長期に入ると考えられています。
周りでも話題になっているテーマなので、押さえておきたいですね。
【Q&A】Sora終了で気になる疑問をまとめてみた
Q. Soraで作った動画は保存・ダウンロードできる?
A. OpenAIは「作品の保存に関する詳細を近日中に発表する」としています。
具体的な終了日時はまだ発表されていませんが、Sora上で公開した動画やカメオデータのエクスポート方法は今後案内される見込みです。
大切な作品がある方は、公式からのアナウンスを見逃さないようにしましょう。
(ITmedia NEWSより)
Q. Soraの代わりになる動画生成AIサービスはある?
A. はい、いくつかの選択肢があります。
それぞれ特徴が異なるので、用途に合わせて選ぶのがポイントです。
Q. ChatGPTでの動画生成もできなくなるの?
A. はい、ChatGPTからの動画生成機能も終了する見込みです。
Varietyの報道によると、Soraアプリの終了に伴い、ChatGPT上でのテキストからの動画生成機能も停止されるとのことです。
ただし、ChatGPTの画像生成機能(DALL-E等)は引き続き利用可能です。
動画生成が必要な場合は、上記で紹介したGoogle Veo3やRunwayなどの代替サービスを検討してみてください。
まとめ
OpenAIの動画生成AI「Sora」は、リリースからわずか半年でサービス終了という異例の結末を迎えました。


しかしリリースからたった半年で「お別れ」を告げる異例の事態となっています。
ディズニーとの10億ドル(約1,550億円)の資本提携も白紙になるという衝撃のニュースです。