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映画「フランケンシュタイン」がアカデミー賞で美術賞・衣装デザイン賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞の3冠を達成したというニュースが話題です。
19世紀英国の名ゴシック小説をギレルモ・デル・トロ監督が新たに映画化した「フランケンシュタイン」(25)で日本の暗黒舞踏から学んだ身体表現で怪物役を演じ、ゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞にノミネートされた。
引用元: ジェイコブ・エロルディ プロフィール(映画.com)
詳しい情報は以下をご覧ください。
映画フランケンシュタイン(2025)はどんな映画?あらすじを紹介
デル・トロ監督が長年温めた”宿願”の映画化だった
「パンズ・ラビリンス」「シェイプ・オブ・ウォーター」で知られるメキシコの鬼才ギレルモ・デル・トロ監督。
彼には長年実現したい企画が2つあったそうです。
つまり本作はデル・トロ監督にとって人生最後の宿題とも言えるプロジェクトだったわけですね。
自ら製作・脚本も担当するという力の入れようで、「私にとってすべての作品はフランケンシュタインへ通じる旅路だった」と語っています。
こういう情報を知ってから観ると、また違った味わいがありそうです。
あらすじは科学者と怪物の壮絶な運命の物語
物語は大きく2部構成になっています。
天才だが傲慢な科学者ヴィクターが、戦場の死体をつなぎ合わせて「怪物」を生み出すところから物語が動き出します。
怪物は強大な力と急速な治癒能力を持つものの、最初は言葉も話せない赤ん坊のような存在。
やがて怪物は知性を獲得し、自らの孤独と向き合いながら創造主ヴィクターへの愛と怒りの間で揺れ動いていきます。
ただのホラーではなく「人間とは何か」「真のモンスターとは何か」を問いかける壮大なドラマになっているのが最大の特徴です。
この動画ではデル・トロ版フランケンシュタインの映像美を解説。
【受賞】アカデミー賞3冠の内訳が実はすごい
2026年3月15日(現地時間)に開催された第98回アカデミー賞で、本作は作品賞を含む9部門にノミネートされ、3部門で受賞しました。
特にメイクアップ賞は、怪物役エロルディに毎回42個ものプロスセティクス(特殊メイクパーツ)を装着する作業が評価されたもの。
従来のフランケンシュタイン像にあった「首のボルト」や「ガチガチの縫い目」を排した、まったく新しいクリーチャーデザインが誕生しています。
(映画.com 作品情報より)
ここまで読んだなら、キャスト情報もチェックしておきましょう。
フランケンシュタインのキャスト一覧!怪物役が日本の暗黒舞踏を学んでいた
主演オスカー・アイザック(ヴィクター役)はスター・ウォーズでおなじみ
科学者ヴィクター・フランケンシュタインを演じたのは、オスカー・アイザック。
アイザック自身もエロルディの姿勢に感銘を受けており、「毎日10時間のメイクをこなしながら、美しく繊細な演技を見せてくれた」と語っています。
怪物役ジェイコブ・エロルディが暗黒舞踏で魅せた体当たり演技
本作で最も注目すべきキャストが、怪物(クリーチャー)を演じたジェイコブ・エロルディです。
身長196cmのオーストラリア出身俳優で、「ユーフォリア」「Saltburn」「プリシラ」(エルビス・プレスリー役)などで知られています。
さらに面白いのが、自分の愛犬(ゴールデンレトリバーのレイラ)の動きも参考にしたというエピソード。
「彼女の動き方や愛し方には本当の無垢さがある」とエロルディは語っています。
Elordi studied everything from the avant-garde Japanese dance form of butoh to the movements of his golden retriever, Layla, to portray the Creature’s journey from wide-eyed naïveté to hardened existence.
引用元: Jacob Elordi Transcends with His Frankenstein Transformation(Netflix Tudum)
日本の舞踏文化がハリウッド大作の怪物の演技に影響を与えているなんて、ちょっと誇らしい気持ちになりますよね。
この動画ではデル・トロ版フランケンシュタインの魅力を詳しく紹介しています。
ミア・ゴス、クリストフ・ヴァルツら共演陣も豪華すぎる
主演2人以外のキャストも実力派揃いです。
| 俳優名 | 役名 | 代表作 |
|---|---|---|
| ミア・ゴス | エリザベス | 「X エックス」「MaXXXine」 |
| クリストフ・ヴァルツ | ハインリヒ・ハーランダー | 「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」 |
| フェリックス・カマラー | ウィリアム | 「西部戦線異状なし」 |
| チャールズ・ダンス | レオポルド(父) | 「ゲーム・オブ・スローンズ」 |
| デイビッド・ブラッドリー | 盲目の男 | 「ハリー・ポッター」シリーズ(フィルチ役) |
特にハリー・ポッターのフィルチ役で知られるデイビッド・ブラッドリーが演じる「盲目の老人」と怪物の交流シーンは、多くのレビューで「本作で最も感動的なパート」と評されています。
SNSでも話題になっているキャスト陣なので、要チェックです。
映画フランケンシュタインは日本で見れる?Netflix配信と劇場情報
Netflixで独占配信中なので自宅ですぐ見れる
「聞いたことないな」と思った方もいるかもしれませんが、それもそのはず。
本作はNetflix映画なので、一般的な映画館での大規模公開はされていません。
Netflix映画なので、途中で止めて続きから見ることもできます。
149分は長めですが、自分のペースで観られるのは配信ならではのメリットですね。
日本では2025年10月から一部劇場で先行公開されていた
実は劇場でも一部上映されていました。
Netflixで2025年11月7日から配信。それに先つ10月24日から一部劇場で公開。
引用元: フランケンシュタイン 作品情報(映画.com)
イオンシネマやシネマートなど一部の劇場で公開されていたものの、全国ロードショーではなかったため「知らなかった」という方が多いのも納得です。
現在も一部の劇場では上映が続いているところもあるようなので、大画面で観たい方は劇場情報をチェックしてみてください。
この動画では原作と映画の系譜を詳しく解説しています。
アカデミー賞3冠で再注目!今こそチェックすべき理由
2025年11月の配信開始時にはNetflixグローバルTOP10で2週連続1位を獲得した本作。
そして2026年3月のアカデミー賞で3冠を達成したことで、再び注目が集まっています。
まとめ
映画「フランケンシュタイン」は、デル・トロ監督が25年温めた宿願のゴシックホラー大作です。
オスカー・アイザック、ジェイコブ・エロルディ、ミア・ゴスら豪華キャストが集結し、アカデミー賞では美術賞・衣装デザイン賞・メイクアップ賞の3冠を達成しました。


しかも怪物役のエロルディは日本発祥の前衛的ダンス「暗黒舞踏(Butoh)」を学んで役作りに臨んだというから驚きです。