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ガソリン価格が3週連続で上がり続けているという現実が、いま多くの人の家計を直撃しつつあります。
資源エネルギー庁が4日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、2日時点)は、前週に比べ1.4円高い1リットル158.5円だった。3週連続で上昇し、約3カ月ぶりの高値となった。今後、イランでの軍事衝突による原油高の影響が反映される見込みで、ガソリン価格はさらに上がりそうだ。
引用元: ガソリン、3週連続で値上がり さらに上昇の可能性(日本経済新聞)
詳しい情報は以下をご覧ください。
ガソリンが3週連続値上がり…その理由は?
補助金が終了してベース価格が上がったから
2025年12月31日をもって、政府が実施していたガソリン補助金(燃料油価格激変緩和措置)が終了しました。
この補助金は最大で1リットルあたり25.1円分の値下げ効果があったもので、終了と同時にその恩恵がゼロになりました。
「暫定税率が廃止されたのになぜ安くならないの?」という疑問を持つ方が多いのも当然で、この構造の複雑さが混乱を招いています。
イラン情勢で原油が急騰したから
2026年2月28日、米国とイスラエルがイランへの軍事攻撃を開始しました。
これを受けて原油価格が急騰。攻撃前は1バレル67ドル台前半だったものが、攻撃開始後の週明けには71ドル台へと上昇しました。
日本は原油の約9割を中東からの輸入に頼っており、中東情勢の悪化は直接的にガソリン価格の上昇につながります。
この動画ではイラン情勢とガソリン価格への影響を詳しく解説しています。
ホルムズ海峡封鎖リスクが浮上したから
イランへの攻撃への報復として、イランは原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡を事実上封鎖しました。
ホルムズ海峡は世界の原油取引の約20%が通過する要所です。ここが封鎖されると日本への原油輸入に直接影響が出ます。
米国とイスラエルによるイランへの攻撃を受け、原油価格が高騰しています。攻撃前の2月27日には、1バレル=67ドル台前半と約7か月ぶりの高値を記録していましたが、攻撃開始後の週明け以降は1バレル=71ドル台へとさらに上昇しています。原油の主要な輸送ルートである中東のホルムズ海峡が事実上封鎖されていることもあり、今後のさらなる価格上昇や生活への影響が懸念されます。
引用元: 【集計レポート】2026年3月2日(月)時点のガソリン全国平均価格(gogo.gs)
SNSでも「ガソリンがまた上がった」「いつまで続くの」という声が相次いでおり、多くの人が同じ不安を抱えています。
今のガソリン価格は実際いくら?全国平均と地域差
2026年3月の全国平均は158.5円
資源エネルギー庁の調査によると、2026年3月2日時点のレギュラーガソリン全国平均は1リットル158.5円です。
これは3週連続の値上がりで、約3カ月ぶりの高値水準となっています。
さらに石油元売り会社は2月26日〜3月4日分の卸値を2.5円引き上げると通知しており、この影響が今後反映されてくる見込みです。
安い地域・高い地域の差はどのくらい?
全国平均は158.5円ですが、都道府県によって価格差があります。
一般的に競合店が多い都市部では価格競争が起きやすく、競合の少ない地方や離島では高くなる傾向があります。
「近所より安かった」は会員割引のカラクリ
「近所のスタンドより安いところで入れた」という経験はありませんか?
実は本日3月10日、当編集部のライターが実際に給油したところ、会員割引が適用されて1リットル148円で入れることができました。
全国平均158.5円より10円以上安い計算になりますが、これはカードや会員サービスによる割引が効いているためです。
周りでも「あそこのスタンドは安い」という話題が増えてきているので、まだ使っていない人はこの機会にチェックしておくといいですね。
この動画では原油高騰が家計に与える影響を分かりやすく解説しています。
ガソリン200円突破はあるのか?今後の見通し
今の原油高がガソリンに反映されるのは1ヶ月後
重要なポイントがあります。
原油は日本に輸入された後に精製・流通を経てガソリンスタンドに届くまで、約1ヶ月のタイムラグがあるということです。
「ニュースで原油が上がったと言っているのに、まだそこまで高くない」と感じている方も多いかもしれませんが、それはまさにこのタイムラグのためです。
200円突破シナリオは現実か、杞憂か
専門家やメディアからは「リッター200円突破」の可能性が指摘されています。
カンテレNEWSなどの報道では最悪のケースとして「ガソリン価格328円」というシナリオも取り上げられており、これはオイルショック級の事態を想定したものです。
現時点では①〜②の間のどこかに落ち着くという見方が多いですが、情勢次第では急変する可能性もあります。
ガソリン価格3週連続上昇、イラン情勢緊迫で「リッター200円」突破の可能性も
引用元: ガソリン価格推移グラフ 最近1ヶ月のレギュラー価格(e燃費)
家計と物価への影響はどこまで広がるか
ガソリン価格の上昇は、車のガソリン代だけでは終わりません。
物流コストが上がることで、食料品・日用品・宅配料金など、あらゆるものの値上がりに波及していきます。
専門家の中には「不況感が出てくる可能性がある」と警告する声もあり、家計全体への影響という視点でも注視が必要です。
この動画ではホルムズ海峡封鎖による日本の家計・物価への3つの波及効果を解説しています。
まとめ
ガソリン価格は2026年3月現在、補助金終了とイラン情勢という2つの要因が重なり急上昇しています。
全国平均は158.5円ですが、これはまだイラン情勢の本格的な影響が反映される前の水準です。

