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XGのプロデューサーSIMON(酒井じゅんほ)容疑者が、ワールドツアー真っ最中にコカイン所持の疑いで現行犯逮捕されたという衝撃のニュースが飛び込んできた。
7人組ガールズグループ「XG」プロデューサーのSIMON(サイモン=酒井じゅんほ)容疑者(39)らが23日、コカインを所持したとして、麻薬取締法違反(所持)の疑いで警視庁薬物銃器対策課に現行犯逮捕された。
引用元: XGのプロデューサー薬物逮捕に「信じられない」の声 まだ新婚…〝鬼教官〟としてグループも躍進(東スポWEB)
詳しい情報は以下をご覧ください。
酒井じゅんほ(SIMON)とは何者か
日韓米3つの国籍を持つ「ボーダレスな男」の生い立ち
酒井じゅんほ(SIMON JUNHO PARK)は1986年、アメリカ・シアトルで生まれた。
父親が韓国人、母親が日本人という日韓ハーフで、アメリカ・日本・韓国の3つの国籍とアイデンティティを持っている。
シアトルで生まれた後、韓国に移住して育った。
幼少期から日本語・韓国語・英語の3か国語に触れる環境で育ち、この多文化的なバックグラウンドが後のプロデューサーとしてのグローバルな感性の土台となった。
この動画ではSIMON逮捕の経緯とXGの今後について解説。
韓国アイドルグループDMTNでの活動と解散の経験
SIMONは2012年、韓国の7人組ボーイズグループDMTN(旧名 DALMATIAN/ダルメシアン)に新メンバーとして途中加入し、アイドルデビューを果たした。
自らがアイドルとして表舞台に立った経験を持つプロデューサーは、K-POP業界でもかなり珍しい存在だ。
しかし2013年、DMTNのメンバーであるダニエルが大麻販売容疑で逮捕されるという事件が発生。
この事件がきっかけとなりグループは事実上解散に追い込まれた。
アイドルとしての活動は約2年間で幕を閉じたが、この間に韓国エンターテインメント業界の仕組みを内側から徹底的に学んだことが、後のプロデューサーとしての活動に大きく活きることになる。
JAKOPSの名に込めた「日本×韓国×プロデュース」という意志
アイドル引退後、SIMONは2013年から「JAKOPS(ジェイコップス)」名義で楽曲制作を開始した。
JAKOPSという名前には「JA(Japan)+KO(Korea)+P(Produce by)+S(Simon)」という意味が込められている。
日本と韓国の架け橋となり、自らの手で世界に通用するエンターテインメントを生み出すという強い意志の表れだった。
韓国ではAileeやJungiGoといった実力派アーティストへ楽曲提供を行い、作曲家・プロデューサーとしての実績を着実に積み上げていった。
XGが所属するレーベルXGALXのCEO兼エグゼクティブプロデューサーであるJAKOPS(SIMON)が、本日2月23日に麻薬取締法違反(所持)の疑いで警視庁薬物銃器対策課に現行犯逮捕されたと共同通信が報じた。
引用元: XGのプロデューサーJAKOPS(SIMON)、コカイン所持で現行犯逮捕(音楽ナタリー)
そして2017年、自身のエンターテインメント会社「JAKOPS」を設立し、エイベックスとの共同プロジェクトとしてXGALXを立ち上げた。
ここまで読んだ方は、SIMONがただのプロデューサーではなく、多国籍のルーツとアイドル経験を糧に独自のビジョンを築いてきた人物だとお分かりいただけたのではないだろうか。
XGを世界レベルに押し上げたプロデューサーとしての手腕
1万3000人から7人を選び抜いた5年間の非公開トレーニング
SIMONがXGを作るにあたって行ったのは、徹底的な人材発掘と育成だった。
約1万3000人の応募者の中から、JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAの7人を選び抜いた。
デビューまでに要した期間はおよそ5年間。
しかも公開オーディション形式ではなく、完全非公開でのトレーニングを貫いた。
この動画ではJAKOPS逮捕が音楽界に与えた衝撃について詳しく取り上げている。
コーチェラ出演・ビルボード表紙…「鬼教官」が導いた快進撃
2022年3月、XGはデビューシングル「Tippy Toes」でデビューを果たした。
楽曲の歌詞はすべて英語で、デビュー当初から海外市場を明確にターゲットにしていたのが特徴だ。
2023年にはApple Musicの「Up Next Artist」に日本人アーティストとして初めて選出され、同年には米音楽誌ビルボードで日本のガールズグループとして初めて表紙を飾った。
SIMONはメンバーの発掘・育成だけでなく、楽曲制作、映像、ビジュアル戦略、グローバル展開のほぼすべてを統括する中心人物だった。
「第8のメンバー」とも呼ばれるほど、XGにとって欠かせない存在だったのだ。
K-POPでもJ-POPでもない「X-POP」という新ジャンルを確立
SIMONがXGで掲げたのは、既存のジャンルに収まらない「X-POP」というコンセプトだった。
K-POPの育成システムを基盤にしながらも、HIPHOP・R&Bを軸に英語歌詞で世界に発信するというスタイルは、K-POPでもJ-POPでもない独自の路線として注目を集めた。
グループ名の「XG」は「Xtraordinary Girls」の略。
常識にとらわれない規格外なスタイルの音楽とパフォーマンスで、「BOLD(大胆)」なカルチャーを全世界に発信することをミッションに掲げていた。
JAKOPSは2017年にXGALXを設立。同事務所から2022年にXGがデビューした。XGは2025年にアメリカ最大級の音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」に出演を果たしており、今年は7月24から26日に新潟・苗場スキー場で開催される野外音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL ’26」に出演することが発表されている。
引用元: XGのプロデューサーJAKOPS(SIMON)、コカイン所持で現行犯逮捕(音楽ナタリー)
SIMONの日韓米にまたがるルーツがあったからこそ、この「どの国のジャンルにも属さない音楽」を生み出すことができたのだろう。
ここまでの実績を知ると、今回の逮捕がいかに大きな衝撃であるかが改めて伝わってくる。
XGワールドツアー中の逮捕とその後の影響
名古屋公演直後の現行犯逮捕…1年間の内偵捜査の末に
2026年2月23日午前0時20分ごろ、愛知県内のホテルの一室に警視庁薬物銃器対策課の捜査員が踏み込んだ。
部屋の机の上にはコカインと乾燥大麻が置かれており、コカイン4袋と乾燥大麻1袋が押収された。
きっかけは2025年3月に警視庁に寄せられた匿名の情報提供だった。
「SIMON容疑者がコカインや大麻を使用している」という内容で、ここから約1年にわたる内偵捜査が行われていた。
愛知県内のホテルでコカインを所持したとして、警視庁薬物銃器対策課は23日未明、麻薬取締法違反容疑で、7人組アーティストグループ「XG」のプロデューサー、SIMONこと酒井じゅんほ容疑者(39)=東京都目黒区=ら男4人を現行犯逮捕した。
引用元: 「XG」プロデューサーら4人逮捕 コカイン所持容疑(時事ドットコム)
SIMON容疑者は22日のライブ会場で着ていたスーツ姿のまま捜査員に連行され、翌朝には東京駅に移送された。
なお、SIMON容疑者の認否は現時点で明らかになっていない。
この動画ではJAKOPS逮捕の裏側とXGの今後について詳しく解説されている。
同時逮捕されたエイベックス社員・XGALX関係者との関係
SIMON容疑者と同時に逮捕されたのは3人。
エイベックス社員の柳川典利容疑者(51)と長谷川雄大容疑者(38)、そしてXGALXのミュージックプロデューサーであるキム・マイケル・チョン容疑者(39・米国籍)だ。
4人は仕事の関係で集まっており、同じホテルに宿泊していたとみられている。
容疑は麻薬取締法違反(共同所持)で、警視庁は入手経路や使用の有無、共謀関係などをさらに調べている。
残りのツアー日程とファンが今思うこと
XGは2026年2月6日のKアリーナ横浜を皮切りにワールドツアー「THE CORE」をスタートさせたばかりだった。
日本国内だけで7都市10公演以上が残っており、さらに北米・UK&ヨーロッパ・オーストラリア・中南米への海外ツアーも控えていた。
2026年2月24日時点で、XGALXとエイベックスからツアーの中止・延期に関する正式な発表はまだ出ていない。
2025年6月に結婚を発表し、XGメンバーを「大切な7人の娘」、XGALXを「家族」と表現していたSIMON容疑者。
その発言と今回の逮捕とのギャップが、ファンの失望感をより大きくしている。
ただし、多くのファンが「メンバー7人を信じて応援し続ける」というポジティブな姿勢を示しているのも事実だ。
チケットを持っている方や今後の公演に申し込んだ方は、XGALXやエイベックスの公式サイトで最新情報を確認しておくことをおすすめする。
まとめ
酒井じゅんほ(SIMON)は、日韓米3つのルーツを持ち、韓国アイドルからXG創設者へと転身した異色のプロデューサーだった。
1万3000人から7人を選び、5年間の非公開トレーニングで育て上げ、コーチェラやビルボード表紙という世界的な快進撃を実現させた手腕は本物だった。
しかし、そのワールドツアーの真っ最中にコカインと乾燥大麻の所持で現行犯逮捕されたという事実は、関係者やファンに計り知れない衝撃を与えている。


元韓国アイドルという異色の経歴を持ちながら、XGを世界レベルに押し上げた敏腕プロデューサーとして知られていた。