昭和・平成世代向けのWebメディア、LifeGoodTrend編集部です。
キリングループのメルシャンが、チリ産ワイン「フロンテラ」のロゼ3商品を自主回収すると発表したというニュースが飛び込んできました。
メルシャン株式会社(社長 大塚正光)が販売している「フロンテラ スパークリング ロゼ 缶」「フロンテラ アイス ロゼローズ 缶」「フロンテラ ロゼ」について、日本国内で使用が認められていない食品添加物(クエン酸銅)が加工助剤として使用されていることが判明しましたので、対象商品を自主回収いたします。
引用元: 「フロンテラ スパークリング ロゼ 缶」「フロンテラ アイス ロゼローズ 缶」「フロンテラ ロゼ」の自主回収に関するお詫びとお知らせ(キリンホールディングス公式)
詳しい情報は以下をご覧ください。
【理由】メルシャンがフロンテラを自主回収したのはなぜ?
日本で未承認の食品添加物「クエン酸銅」が原因
今回の自主回収の原因は、食品添加物「クエン酸銅」が日本国内で使用を認められていないという点にあります。
クエン酸銅は、ワインの発酵工程で使用される加工助剤の一種です。
国際ブドウ・ワイン機構(OIV)の加盟国の一部では食品への使用が認められていますが、日本の食品衛生法ではポジティブリスト方式を採用しているため、審査手続きが済んでいない物質は使用できません。
チリの製造元が発酵工程で使用していた経緯
フロンテラシリーズの製造元は、チリ最大手のワインメーカーであるコンチャ・イ・トロです。
チリではクエン酸銅の使用が認められており、発酵・貯蔵の際に加工助剤として使われていました。
加工助剤とは、製造工程で使用されるものの最終製品への影響が実質的にないものを指します。
クエン酸銅もその後の生産過程で除去されるため、最終的なワインの中に残留するものではないとされています。
対象はほかに「フロンテラ アイス ロゼローズ 缶」と「フロンテラ ロゼ 瓶」。クエン酸銅はチリなど一部の国では使用が認められており、発酵する際に使う添加物で、生産過程では除去されるという。
引用元: メルシャン、チリ産ワイン自主回収 国内無認可の添加物使用(日本経済新聞)
メルシャンの公式見解「健康への影響は極めて低い」
メルシャンは公式発表の中で、「本件による健康への影響は極めて低い」と明言しています。
現在までに、今回の件に起因する健康被害の報告は1件もないとのことです。
フロンテラのロゼを飲んだことがある方も、過度に心配する必要はなさそうです。
ただし該当商品が手元にある場合は、念のため回収に応じておくのが安心ですね。
【一覧表あり】自主回収の対象商品3つと見分け方
今回の自主回収で押さえておきたいのは、ロット番号に関わらず対象商品すべてが回収の対象という点です。
フロンテラのカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなど、ロゼ以外の商品は対象外なのでご安心ください。
フロンテラ スパークリング ロゼ 缶(280ml)の詳細
3商品の中で最も出荷数が多いのが、このスパークリング ロゼ 缶です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | フロンテラ スパークリング ロゼ 缶 |
| 容量 | 280ml |
| JANコード | 4973480348879 |
| 累計出荷数 | 約18,000ケース(約43万本) |
| 発売時期 | 2024年5月以降 |
| 販売地域 | 全国 |
累計約43万本が出荷されており、3商品の中で最大の出荷量です。
2025年7月にラベルがリニューアルされているため、旧ラベル・現行ラベルどちらも回収対象となります。
フロンテラ アイス ロゼローズ 缶(280ml)の詳細
2025年1月に発売された比較的新しい商品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | フロンテラ アイス ロゼローズ 缶 |
| 容量 | 280ml |
| JANコード | 4973480349470 |
| 累計出荷数 | 約2,900ケース(約6万9千本) |
| 発売時期 | 2025年1月以降 |
| 販売地域 | 全国 |
出荷数は約6万9千本と3商品の中では最も少ないですが、こちらも全品が回収対象です。
フロンテラ ロゼ 瓶(750ml)の詳細
瓶タイプのロゼワインで、2024年以降に発売されたものが対象です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | フロンテラ ロゼ 瓶 |
| 容量 | 750ml |
| JANコード | 4973480829521 |
| 累計出荷数 | 約21,000ケース(約12万6千本) |
| 発売時期 | 2024年以降 |
| 販売地域 | 全国 |
SNSでもすでに話題になっているので、買ったことがある方は一度チェックしておくのがおすすめです。
【電話・Webどちらも対応】フロンテラの回収方法と返品手順
回収の手続きはとてもシンプルです。
送料はすべてメルシャン側が負担してくれるので、費用は一切かかりません。
Webフォームでの回収申し込み手順
最もかんたんな方法がWebフォームからの申し込みです。
登録フォームに必要事項を入力すると、メルシャン指定の宅配会社が自宅まで対象商品を回収しに来てくれます。
スマートフォンからでもアクセスできるので、気づいたタイミングですぐに申し込めるのは助かりますね。
電話での問い合わせ先(0120-158-275)と受付時間
Webが苦手な方は電話でも対応してもらえます。
購入した場合、ウェブ上の回収受付登録フォームに必要事項を入力すれば、宅配業者が商品を回収。返品後に代金相当のクオカードを送付するという。問い合わせ先は(0120)158275。
引用元: ロゼワイン62万本自主回収 無認可の添加物使用―メルシャン(時事通信)
返品後はクオカードで補償される
気になる返品後の対応ですが、代金相当のクオカードが送付されるとのことです。
メルシャンの公式発表では「後日、代替の対応をさせていただきます」とされており、時事通信の報道ではクオカードでの補償が明らかになっています。
返品にかかる送料もメルシャン負担なので、該当商品が手元にある方は安心して回収を申し込めます。
知らないと損する情報なので、フロンテラを買ったことがある方は手元の商品を一度確認しておきましょう。
まとめ
メルシャンがフロンテラのロゼワイン3商品を自主回収した件について、理由・対象商品・回収方法をまとめました。
ここまで読んだなら、自宅やご家族の冷蔵庫にフロンテラのロゼがないかチェックしておきましょう。
周りにフロンテラのロゼを買ったことがある方がいたら、この回収情報を教えてあげてください。


対象は「フロンテラ スパークリング ロゼ 缶」「フロンテラ アイス ロゼローズ 缶」「フロンテラ ロゼ 瓶」の3商品で、累計出荷数は約62万本にのぼります。