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連合の芳野友子会長が、2026年2月8日投開票の衆院選結果について「非常に厳しい結果となった」と語った。
連合の芳野友子会長は9日の記者会見で、自民党が圧勝した衆院選に関し「非常に厳しい結果となった」と述べた。支援した中道改革連合は大敗し、国民民主党も公示前勢力に1積み増した28議席だった。
引用元: 連合会長「非常に厳しい結果」 自民圧勝の衆院選受け(中日新聞)
詳しい情報は以下をご覧ください。
芳野友子会長が「非常に厳しい結果」と語った衆院選の全容
中道改革連合が大敗、国民民主も28議席止まり
2026年2月8日に投開票された第51回衆議院議員総選挙は、高市早苗首相率いる自民党が圧勝しました。
連合が支援していた中道改革連合は大敗という結果に終わっています。
国民民主党も公示前勢力から1議席上乗せの28議席にとどまり、連合が推薦した候補者たちは全体的に厳しい戦いを強いられた形です。
連合はかねてから中道と国民民主の両党に候補者調整を求めていましたが、多くの選挙区で競合が解消されないまま選挙戦に突入しました。
「高市首相の人気が非常に高かった」芳野会長の分析
芳野会長は2月9日の記者会見で選挙戦を振り返り、高市首相の人気が非常に高かったと分析しています。
芳野氏は選挙戦を振り返り「高市早苗首相の人気が非常に高く、政策を前面に出して戦うのが難しかった。本質的な議論が深まらず、非常に残念だ」とも語った。
引用元: 連合会長「非常に厳しい結果」 自民圧勝の衆院選受け(Yahoo!ニュース/共同通信)
政策論争よりも首相の「人気」が前面に出た選挙戦だったということでしょう。
野党としては政策で勝負したかったが、土俵に上がること自体が難しかったという本音がにじんでいます。
中道と国民民主の競合が票を分散させた構図
今回の衆院選では、中道改革連合と国民民主党が各地の小選挙区で競合していたことが大きな問題でした。
芳野会長は選挙期間中の2月2日、東京都内で中道と国民民主の候補をそれぞれ応援しましたが、応援に入ったのは両党の候補が重なっていない選挙区に限られています。
ここまでの経緯を知ると、今回の大敗は「起こるべくして起こった」という印象すら受けます。
この動画では芳野友子会長の選挙大敗に関する発言と今後の注目点を解説。
中道改革連合が大敗した理由を徹底分析
立憲と公明の合流が有権者に浸透しなかった
中道改革連合は、立憲民主党と公明党が結成した新党です。
しかし、この合流自体が有権者にどこまで理解されていたかは疑問が残ります。
芳野会長自身も応援演説で「公明と一緒に選挙を戦えるのがうれしい」と述べていましたが、連合の現場では「なぜ公明と一緒に?」という戸惑いの声もあったのではないでしょうか。
新党の理念や政策が有権者に届くまでの時間が足りなかったことは、大敗の大きな要因と考えられます。
国民民主幹部の中道批判が「現場を混乱させた」
もう一つ見逃せないのが、選挙期間中に起きた「身内の批判問題」です。
芳野氏は選挙期間中に、国民民主幹部による中道に批判的な発言で「現場が混乱した」と指摘した。「身内の中ではお控えいただきたい」と述べた。
引用元: 連合・芳野友子会長「中道改革連合の批判控えて」 国民民主党の玉木雄一郎代表に要請(日本経済新聞)
国民民主の榛葉賀津也幹事長が「1足す1が0.5になっちゃった」と中道を皮肉ったことが報じられています。
連合が両党を支援している以上、身内同士の批判合戦は票を減らすだけだったということでしょう。
芳野会長が衆院選後の2月9日に玉木代表と直接会談し、中道批判を控えるよう要請したのも頷けます。
連合の集票力低下と組織率の構造的問題
今回の大敗は候補者調整だけの問題ではありません。
連合の組織率は長年低下傾向が続いており、結成時の約800万人から現在は681万3,000人まで減少しています。
芳野会長自身も2025年10月の3期目就任時に「組織率が低下している」と認めており、この構造的な課題が衆院選でも影を落としたと言えるでしょう。
知っているのと知らないのとでは、今後の政治ニュースの見え方が変わってきます。
この動画では連合会長の応援演説の様子と選挙戦の舞台裏を紹介。
2026年春闘と連合の今後はどうなる
2026年春闘「5%以上の賃上げ」に切り替え
衆院選の結果がどうであれ、連合の本丸は春闘です。
労働組合の中央組織、連合は5日、東京都内で集会を開き、2026年春闘の闘争開始を宣言した。芳野友子会長はあいさつで「5%以上の賃上げと格差是正にこだわって取り組みを進める」と強調。オンラインを含め1100人を超える参加者に向け「賃上げが当たり前の社会を実現する正念場だ」と鼓舞した。
引用元: 芳野会長「賃上げにこだわる」 連合が闘争開始宣言―26年春闘(時事通信)
2025年の春闘では賃上げ率5.25%と33年ぶりの高水準を達成しています。
この流れを止めないことが、芳野会長にとって3期目の最大の使命と言えるでしょう。
中小企業6%・非正規7%の格差是正目標
今年の春闘で注目すべきは、全体の「5%以上」だけではありません。
大企業と中小企業、正社員と非正規の格差を縮めるという明確な意思が見て取れます。
ただし中小企業は価格転嫁が進まない現状もあり、目標達成のハードルは決して低くありません。
自分の給料に直結する話題なので、春闘の結果は注視しておきたいところです。
公明党との勉強会構想と新たな政治連携の模索
政治面では、芳野会長は公明党との連携に期待を示しています。
2025年11月に公明党が自民党との連立を離脱したことを受け、芳野会長は「比較的考え方が近い」「勉強会を開くという話も出ている」と前向きな姿勢を見せました。
一方で選挙協力については「地方によって連携できるところと難しいところで差が出る」と慎重な姿勢も崩していません。
この動画では連合の2026年春闘に向けた闘争開始宣言の様子を紹介。
まとめ
芳野友子会長率いる連合は、衆院選で支援政党が大敗するという厳しい現実に直面した。
中道改革連合の浸透不足、国民民主との候補者競合、そして連合自身の組織力低下が重なった結果と言えるでしょう。
しかし芳野会長はすでに2026年春闘に目を向け、「5%以上の賃上げ」を掲げて闘争開始を宣言しています。

