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ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート団体戦で、日本が2大会連続となる銀メダルを獲得した。
ミラノ・コルティナ冬季五輪第3日は8日、フィギュアスケート団体で日本が2大会連続となる銀メダルを獲得した。米国が連覇した。フリーでペアの三浦璃来、木原龍一組、女子の坂本花織がいずれも1位となり、順位点で米国と並び首位に立ったが、最終種目の男子で佐藤駿が世界王者のイリア・マリニン(米国)にわずかに及ばなかった。
引用元: 今日のオリンピック結果(2月9日)フィギュアスケート団体、日本が銀メダル 2大会連続(日本経済新聞)
詳しい情報は以下をご覧ください。
フィギュア団体銀メダル!日本vsアメリカ1点差の激闘ドラマ
日本68点vsアメリカ69点、勝敗を分けた最終種目
フィギュアスケート団体戦は、男子シングル・女子シングル・ペア・アイスダンスの4種目をショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)で争い、各種目の順位をポイント化して合計で競う。
日本は初日から好スタートを切り、ペアSPと女子シングルSPでいきなり1位を獲得した。
3日間・8種目にわたる長い戦いの末、日本が得たポイントは68、アメリカは69。
最後の最後までメダルの色がわからない、手に汗握る展開となった。
佐藤駿194.86点vsマリニン200.03点の一騎打ち
団体戦の運命を分けたのは、最終種目の男子シングルフリーだった。
日本はSPの鍵山優真から佐藤駿にバトンタッチ。
対するアメリカは世界選手権2連覇中の絶対王者イリア・マリニンを投入した。
マリニンは4回転アクセルを回避してトリプルアクセルを選択するなど、難度を下げて精度を上げた構成で唯一の200点超えを達成している。
この動画ではフィギュアスケート団体戦3日目の激闘を詳しく解説している。
それにしても、初出場のオリンピックで自己ベストを出すというのは並大抵のことではない。
佐藤駿の成長を見せつけられた瞬間だった。
坂本花織・りくりゅう圧巻の演技で同点に追いついた!
最終日に入る時点で、日本はアメリカに5ポイント差をつけられていた。
ここから怒涛の追い上げが始まる。
まずペアフリーに登場したのが「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一ペアだ。
今季世界最高、歴代でも世界3位となる155.55点を叩き出してトップに立った。
これで10ポイントを獲得し、アメリカとの差を一気に2ポイントに縮めた。
続く女子シングルフリーでは坂本花織が登場。
この坂本の10ポイント獲得により、日本はついにアメリカと同点に追いついた。
銀メダル以上を確定させ、金メダルの行方は最終種目の男子フリーに託されたのだった。
ここまで読んだ方なら、この団体戦がいかにドラマチックだったかお分かりいただけたと思う。
日本代表メンバー全員の成績と活躍を振り返る
鍵山優真・坂本花織がSPで見せた圧倒的な強さ
予選のショートプログラムで、日本のエースたちは圧倒的な存在感を示した。
特に鍵山優真は、完璧な4回転コンビネーションや豊かな表現力で観客を魅了した。
対するアメリカのマリニンはジャンプの着氷が乱れて2位に留まっている。
予選では日本がアメリカを上回る場面も多く、総合力の高さを証明した。
この動画では坂本花織がラストシーズンにかける決意を語っている。
坂本花織は今季での引退を表明しており、「団体戦一発で銀メダル以上」という目標を見事に達成した形となった。
りくりゅう(三浦璃来・木原龍一)が今季世界最高得点
この団体戦で最も衝撃的だったのが、りくりゅうペアの活躍だ。
ペアSPで1位、ペアフリーでも1位と、予選・決勝ともにトップを獲得している。
この日行われた決勝では、ペアの”りくりゅう”三浦璃来/木原龍一と女子の坂本花織がともに1位(10ポイント)を記録する圧巻の演技を見せ、首位アメリカ合衆国を猛烈に追い上げた。
引用元: 【ミラノ・コルティナ2026】フィギュアスケート団体|結果速報・日本代表・メダル・成績一覧(Olympics.com)
かつて日本のフィギュア団体戦では「ペアが弱点」と言われていた時代があった。
しかしりくりゅうペアの成長により、ペアがむしろ得点源に変わった。
この動画ではりくりゅうペアが引退危機を乗り越えて五輪に挑む姿が描かれている。
フィギュアスケートに詳しい方なら、このペアの成長がどれだけ日本の団体戦を変えたか実感できるはずだ。
吉田唄菜・森田真沙也ペアと佐藤駿も奮闘
アイスダンスの吉田唄菜・森田真沙也ペアは、22歳の若いコンビだ。
今大会は団体戦のみの出場となったが、リズムダンスで8位、フリーダンスで5位と着実にポイントを積み上げた。
佐藤駿については前述の通り、初出場ながら自己ベストを更新する194.86点をマークした。
夢舞台での初演技で、最大級のプレッシャーがかかる場面での会心の演技だった。
SNSでも「銀メダル」「マリニン」「りくりゅう」など関連ワードが12以上トレンド入りし、日本中が盛り上がっていた。
北京五輪の繰り上げ銀から実力の銀へ!チーム日本の絆
北京大会ワリエワ問題からの「誇れる銀メダル」
前回の北京2022大会では、日本は当初3位で銅メダルだった。
しかしROC(ロシア・オリンピック委員会)のカミラ・ワリエワにドーピング違反が発覚し、日本は銀メダルに繰り上がっている。
日本が2大会連続の銀メダルを獲得した。順位点は1ポイント差。日本フィギュア界としては06年トリノ五輪から6大会連続の表彰台となった。
引用元: 【フィギュア】団体銀にSNS上も沸く Xで関連ワードが12以上トレンド入り(日刊スポーツ)
今回は繰り上げではなく、正真正銘の実力で勝ち取った銀メダルだ。
06年トリノ五輪から数えて6大会連続で表彰台に上がっているという事実も、日本フィギュアの層の厚さを物語っている。
チームワークが最強!演技も応援も全力だった
今回の団体戦で特に印象的だったのが、チームの雰囲気の良さだ。
みんなが本当に完璧な演技をして、メダルが取れたので、すごい嬉しかったです。今回はみんなが絶対にメダルを取ろうという強い意志を持って挑んだ団体だったので、それぞれプレッシャーだったり、緊張感を持って滑ったと思うんですけど、オリンピックという大舞台でみんながノーミスの演技をしたってことが本当にすごいなって思うので、自分もこのチームジャパンの一員になれたことをすごく誇りに思っています
引用元: フィギュアスケート団体戦銀!「最強チームワーク」が生んだ会心の演技バトン(Olympics.com)
選手たちは「チームワークが最強だなと思いました」「滑るときはみんな楽しそうだし、応援する時は思いっきり楽しんで滑ってる人を鼓舞してくれて」と口を揃えている。
仲間を信じて全力で応援し、自分の番が来たら最高の演技で応える。
このチームの雰囲気の良さこそが、アメリカに1ポイント差まで迫れた最大の要因なのかもしれない。
フィギュアスケート個人戦にも期待が高まる!
団体戦で最高のスタートを切った日本代表は、続く個人戦でもメダル獲得が期待されている。
団体戦で見せた圧倒的なパフォーマンスを考えると、個人戦でも好成績が期待できる。
チームの絆で勝ち取った銀メダルの勢いを、そのまま個人戦に持ち込んでほしい。
ミラノ・コルティナ五輪はまだ始まったばかりだ。
フィギュアスケートの個人戦も見逃さないようチェックしておきたい。
まとめ
ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート団体戦で、日本はアメリカにわずか1ポイント差の大激闘の末、2大会連続の銀メダルを獲得した。
坂本花織やりくりゅうペアの圧巻の演技、鍵山優真の安定感、そして初出場で自己ベストを更新した佐藤駿の奮闘。
7人全員が最高のパフォーマンスを発揮し、チーム一丸となって戦い抜いた結果だった。


坂本花織やりくりゅうペアが圧巻の演技でアメリカに追いつくも、最終種目の男子フリーで佐藤駿が世界王者マリニンにわずかに及ばなかった。