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推し活でお金を使いすぎてやめたいのにやめられないのは、脳内のドーパミンやサンクコスト効果など複数の心理メカニズムが絡み合っているからです。
高揚感が得られる推し活ではドーパミンの分泌が活発になるため、冷静な判断が難しくなります。限定グッズ等の買わないと損すると思わせる戦略により、本当に必要かを考えずにグッズを複数個買ってしまうといった行動はその典型です。
引用元: 推し活はお金の無駄ってほんと?理由や生活への影響も解説(レベ婚)
詳しい情報は以下をご覧ください。
推し活でお金を使いすぎてしまう心理メカニズム
なぜ「使いすぎ」と分かっていてもやめられないのでしょうか。
実は推し活には、ギャンブルやソーシャルゲームと同じ依存性の仕組みが働いています。
この動画ではオタクが1ヶ月に推し活で使う金額のリアルを解説しています。
ドーパミン分泌と「限定商法」の罠
推しを見たり応援したりすると、脳内では快感物質であるドーパミンが分泌されます。
これ自体は自然なことですが、問題は「今だけ」「数量限定」「特典付き」といった言葉に反応してしまうこと。
限定商法に心を動かされるのは決して恥ずかしいことではありませんが、その仕組みを知っておくだけで少し冷静な判断ができるようになりますよ。
サンクコスト効果で抜け出せなくなる
「ここまでお金をかけたから引き返せない」という心理をサンクコスト効果といいます。
推し活ではこれまで投資した金額や時間がもったいなくて、やめられなくなるケースが非常に多いのです。
「ここまでお金をかけたから、推し活をやめるのはもったいない」と思ってしまうサンクコスト効果という心理状態になり、さらにお金をかけてしまうのです。
引用元: 推し活は、お金の無駄になる(働く方のための学習ブログ)
満足度が下がっても課金をやめられないのは、この効果が強く働いている証拠かもしれません。
SNSで煽られる競争心理と承認欲求
SNSの普及により、他のファンの推し活が可視化されるようになりました。
「グッズ買いました!」という投稿を見て嫉妬心が刺激され、「負けたくない」という感情でお金を使ってしまう人も少なくありません。
SNSは推し活の楽しさを広げてくれる反面、競争心を煽るツールにもなり得ることを覚えておきましょう。
推し活依存の危険サインをセルフチェック
「自分は大丈夫」と思っていても、気づかないうちに依存状態に近づいていることがあります。
この動画では推し活と生活費の関係について詳しく解説しています。
生活費を削ってまで課金している
食費や光熱費など生活に必要なお金を削って推し活に回している場合は、かなり危険な状態です。
ナビナビ保険の調査によると、推し活費用を捻出するために食費を節約している人が27.1%もいるとのこと。
「推しのため」という気持ちは分かりますが、まずは自分の生活が成り立っていることが大前提ですよね。
予算を決めても毎回オーバーする
月の上限を決めているのに、気づけば毎回オーバーしてしまう…という状態も要注意サインです。
予算を繰り返し超える/借入が増えた場合は、クレカ→デビット/プリペイドへ置換、上限設定、リボ/後払い/ワンクリックをオフにすることが推奨されます。
引用元: 推し活依存症(銀座泰明クリニック)
「今月だけ特別」が毎月続いているなら、それは特別ではなく習慣になってしまっています。
自分でコントロールできない状態が続くようであれば、対策を講じる必要がありますね。
推し活がないと不安や焦りを感じる
推しの情報をチェックしないと落ち着かない、推し活できない日が続くと焦りを感じる…そんな状態になっていませんか。
推し活が「楽しい」から「義務」になっていると感じたら、一度立ち止まって考えてみることをおすすめします。
心療内科の専門家も「推し活を楽しみつつ、生活全体のバランスを取ることが重要」と指摘しています。
推し活をやめずにお金の使いすぎを防ぐ方法
「推し活をやめなきゃ」と思う必要はありません。
大切なのは、推しも自分も大事にできる状態をつくることです。
この動画では幸福度を下げずに推し活出費を減らす方法を詳しく解説しています。
月の上限額を決めて「先取り貯金」
推し活費用を「余ったお金で」と考えていると、どうしても使いすぎてしまいます。
おすすめは給料が入ったらまず貯金分を別口座に移し、残りの中から推し活予算を決める方法です。
封筒や口座を「家賃・食費・貯蓄・推し費」と分けておくと、視覚的にも管理しやすくなりますよ。
24〜48時間ルールで衝動買い防止
「欲しい!」と思った瞬間に買ってしまうのが散財の原因。
そこで効果的なのが「欲しくなったら翌日までカート保存だけ」というクールダウンルールです。
「今買わないと売り切れる」という焦りは、一晩寝ると意外と冷めることが多いもの。
この「間」を作ることで、本当に必要な出費かどうかを冷静に判断できるようになります。
推し以外の趣味や逃げ道を持つ
1人の推しだけに感情を預けすぎると、依存度が高まりやすくなります。
複数の推しがいたり、推し活以外にも好きなことがあったりすると、心のバランスが取りやすくなるんです。
読書や美容、運動など、簡単なもので構いません。
「推しも自分も大事にできる状態」が、長く楽しく推し活を続けるコツですよ。
周りのオタク友達と話してみると、自分との距離感の違いが参考になることもあります。
まとめ
推し活でお金を使いすぎてやめられないのは、あなたの意志が弱いからではなく、脳の仕組みによるものです。
ドーパミンの分泌、サンクコスト効果、SNSによる競争心理…これらが複合的に作用して「やめたいけどやめられない」状態を作り出しています。


博報堂の調査によると日本では3人に1人が「推しがいる」と回答しており、10代女性ではなんと83%が推しの存在を認めています。