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プラチナ価格が2026年1月26日に史上初の2900ドルを突破したという衝撃のニュースが飛び込んできました。
プラチナ(白金)価格の国際指標となるロンドン現物価格が26日の取引で、1トロイオンス2918.8ドルを付け最高値を更新した。2900ドルを超えるのは初めて。地政学リスクの高まりで金(ゴールド)が買われ、同じ貴金属のプラチナにも波及した。
引用元: プラチナ初の2900ドル 金高が波及、投機マネー流入で乱高下も(日本経済新聞)
詳しい情報は以下をご覧ください。
プラチナ2900ドル突破!何が起きた?
2026年1月26日に史上初の大台突破
プラチナ価格がついに2900ドルの大台を突破しました。
ロンドン現物市場で1トロイオンス2918.8ドルを記録し、これは史上最高値となります。
国内でも田中貴金属工業の店頭小売価格が1グラムあたり1万5,054円を記録するなど、過去最高水準が続いています。
2025年初めと比較するとプラチナ価格は約2.7倍に跳ね上がっており、驚異的な上昇率といえます。
金5000ドル突破が引き金に
今回のプラチナ高騰の直接的なきっかけは、金価格の5000ドル突破でした。
金は26日に5110.5ドルの高値を付け、同じ貴金属であるプラチナにも買いが波及した形です。
年末を迎えた貴金属相場は、金に続き、プラチナや銀も最高値を更新し、急上昇している。田中貴金属工業(東京)によると、店頭小売価格(1グラム)は、金が12月24日に2万5015円の最高値を記録。プラチナも24日に1万3146円、銀は26日に412円の最高値をそれぞれ付けた。
引用元: 金に続きプラチナ急騰 貴金属相場上昇の背景 来年の見通しは?(Yahoo!ニュース/毎日新聞)
「金が上がればプラチナも上がる」という連動性が改めて確認された形です。
貴金属全体への資金流入が続いており、この流れはしばらく続きそうです。
グリーンランド問題と米欧対立の影響が大きい
地政学リスクの高まりも価格上昇の大きな要因となっています。
デンマーク自治領グリーンランドの取得を目指す米国と欧州諸国の対立激化が、投資家のリスク回避姿勢を強めました。
こうした国際情勢の緊張が続く限り、プラチナへの投資需要は底堅く推移すると見られています。
知らないと損する情報なので、しっかり押さえておきましょう。
この動画では2026年のプラチナ相場予測を解説。
プラチナ高騰の理由は3つ
理由①南アフリカの供給不足
プラチナ高騰の最大の要因は、供給サイドの問題です。
世界のプラチナ生産の約70%を占める南アフリカでは、鉱山投資が限られており、リサイクルも低迷しています。
この結果、構造的な供給不足が続いており、需給の逼迫が価格を押し上げています。
南アフリカでの電力不足や労働者ストライキが発生すると、供給が一気に減少するリスクもあります。
供給面の脆弱性は今後も価格変動の要因となりそうです。
理由②EUのエンジン車規制撤回で触媒需要が増加
2つ目の理由は、自動車産業からの需要増加です。
欧州連合(EU)が12月16日に、エンジン車の新車販売を2035年に原則禁じる方針を撤回する案を公表しました。
プラチナが最近急騰しているのは、欧州連合(EU)が12月16日にエンジン車の新車販売を35年に原則禁じる方針を撤回する案を公表したことが影響していそうだ。プラチナは、排ガスの有害物質を除去する触媒としてエンジン車の部品に利用されており、EUの方針変更で需要が高まるとの見方が広がった。
引用元: 金に続きプラチナ急騰 貴金属相場上昇の背景 来年の見通しは?(Yahoo!ニュース/毎日新聞)
プラチナは排ガスの有害物質を除去する触媒コンバーターに使用されており、エンジン車が存続すればプラチナ需要も続くという構図です。
電気自動車(EV)への移行が遅れている現状も、プラチナにとっては追い風となっています。
理由③地政学リスクで投機マネーが流入
3つ目は投機的な資金の流入です。
米国の経済データが軟化し、FRB(米連邦準備制度)の利下げ観測が高まる中、ドル安が進行しています。
ドル建てで取引されるプラチナは、ドル安局面では相対的に買われやすくなります。
これらの要因が重なり、投機マネーがプラチナ市場に大量流入している状況です。
SNSでも話題になっているので、要チェックです。
この動画ではプラチナの供給崩壊リスクを解説。
プラチナは今後どうなる?
2026年は高値圏で推移か
専門家の見解では、プラチナ価格は2026年も高値圏で推移すると予測されています。
アナリストの中には、2026年中にオンスあたり約2,800ドル〜3,000ドルに達する可能性を指摘する声もあります。
田中貴金属の担当者も「実質資産としての安心感から資金が流入した」と分析しており、貴金属全体への関心は高まっています。
こういう情報、教えてもらえると嬉しいですよね。
乱高下リスクに要注意
ただし、急騰した相場には急落のリスクもあります。
日経新聞も「投機マネー流入で乱高下も」と警告しており、短期的な価格変動には注意が必要です。
投機的な動きが落ち着けば、一時的な調整局面が訪れる可能性も否定できません。
高値圏で安定しているうちに売却を検討するのも一つの選択肢です。
プラチナは今が売り時なのか
では、プラチナは今が売り時なのでしょうか。
現在の価格水準は史上最高値圏にあり、売却には非常に良いタイミングといえます。
一方で、水素経済の本格化や環境規制の強化が進めば、中長期的にはさらなる上昇も期待できます。
投資目的で保有している場合は、自分の投資スタンスに合わせて判断することが大切です。
ここまで読んだなら、最新の価格動向もチェックしておきましょう。
この動画では貴金属の供給リスクを解説。
プラチナに関するよくある質問(FAQ)
Q. プラチナと金ってどちらが高い?
現在は金の方がプラチナより高い価格で取引されています。
2015年以前はプラチナの方が金より高価でしたが、その後は逆転現象が続いています。
2026年1月現在、金は1トロイオンス5,000ドル超、プラチナは約2,900ドルと、金がプラチナの約1.7倍の価格となっています。
ただし、この価格差が将来的に是正されるという期待から、プラチナへの投資が注目されています。
Q. プラチナ価格は下がる可能性ある?
短期的な調整は十分にあり得ます。
投機マネーの流入で急騰した相場は、急落するリスクも伴います。
ただし、構造的な供給不足や自動車触媒の需要を考えると、中長期的には高値圏が続く可能性が高いと見られています。
世界経済の大幅な悪化やプラチナの代替物質が登場した場合には、価格が低迷する可能性もあります。
Q. プラチナ投資は初心者でもできる?
プラチナ投資は初心者でも始められます。
純金積立のようにプラチナ積立を提供している証券会社や貴金属販売店があります。
ただし、プラチナは価格変動が大きいため、余裕資金で投資することが鉄則です。
まずは少額から始めて、値動きの特性を理解することをおすすめします。
まとめ
プラチナ価格が史上初の2900ドルを突破しました。
金5000ドル突破に続く歴史的な高値更新となり、貴金属市場全体が活況を呈しています。
プラチナジュエリーやインゴットをお持ちの方にとっては、売却を検討する良いタイミングかもしれません。
一方で、水素経済の発展など中長期的な成長期待もあるため、自分の投資スタンスに合わせた判断が大切です。
貴金属市場は今後も注目が集まりそうなので、引き続き情報をチェックしておきましょう。


地政学リスクの高まりで貴金属全体に投機マネーが流入しており、プラチナ市場も大きく動いています。