昭和・平成世代向けのWebメディア、LifeGoodTrend編集部です。
認知症は誰でもなりうる病気であり、家族の「声かけ」ひとつで本人の心理状態は大きく変わるということをまず知っておいてほしいです。
じつは、菅は要介護3で認知症が始まって……。2025年の7月1日には足のくるぶしを骨折して、入院していたの
引用元: 菅直人元首相、夫人が明かす「認知症」「要介護3」の現在(Yahoo!ニュース/SmartFLASH)
詳しい情報は以下をご覧ください。
菅直人元首相が認知症で要介護3…現在の状況は
菅直人元首相の現在について、伸子夫人がジャーナリストの取材に応じて明らかにしました。
元首相という立場でありながら認知症を公表したことで、改めて「認知症は誰でもなりうる病気」という認識が広まっています。
伸子夫人が明かした発症の経緯
2026年1月4日、ジャーナリストの及川健二氏が東京・多摩地域にある菅元首相の自宅「エコカンハウス」を訪問しました。
伸子夫人によると、2025年7月1日にくるぶしを骨折して入院し、その後に認知症を発症したとのことです。
要介護3とは、日常生活において全面的な介護が必要な状態を指します。
ちなみに、海外の元首脳でも認知症になった方は珍しくありません。
レーガン元米大統領、サッチャー元英首相、シラク元仏大統領も認知症を発症し、晩年を過ごしたことが知られています。
東日本大震災のことは「覚えていない」状態
伸子夫人は取材の中で、東日本大震災から15年となる2026年に多くの取材依頼が来ていることにも触れました。
「菅はもう何も覚えてないから、それが困っちゃって……」と語っています。
2011年の震災当時、菅氏は内閣総理大臣として原発事故対応の最前線に立っていました。
福島第一原子力発電所がメルトダウンし水素爆発を起こした際、東京電力に乗り込んで撤退をやめさせたエピソードは今でも語り継がれています。
家族と穏やかな日々を過ごしている
取材当日、奥の部屋で休んでいた菅氏が笑顔で姿を見せたそうです。
杖こそついているものの足取りはしっかりしており、表情や見た目も元気そうに見えたとのこと。
髪はきちんと整えられ、ひげも剃られており、ずっとニコニコしていたという様子が伝えられています。
伸子夫人が抹茶を点てていると、菅氏は「俺も飲みたいな」と言ってお茶の時間に加わりました。
長男の源太郎氏(武蔵野市議)と2人の孫も訪れ、家の中に明るい声が響いていたそうです。
この動画では認知症の家族への対応方法を解説しています。
認知症の家族への声かけNGとOK例
認知症の方への声かけは、本当に難しいですよね。
でも実は、記憶などの知的機能が衰えても、感情の機能は衰えていないというのが認知症の特徴です。
つまり、怒られた理由は忘れても「嫌な気持ちにさせられた」という感情は残ってしまうんです。
絶対に避けたい!NG声かけ5パターン
介護の現場で「これだけは言ってはいけない」とされる声かけがあります。
認知症の方はなぜ叱られているのか原因がわからなくても、叱られていることだけは理解しています。何に対して怒られたのかの記憶は忘れても、不快な気持ちにさせられたことは覚えています。
引用元: まだらボケ(認知症)の接し方は?主な症状や家族の対応について解説(いいケアネット)
こういった声かけを続けてしまうと、行動異常や妄想が悪化する悪循環に陥ることもあるので注意が必要です。
本人を安心させるOK声かけ7つ
では、どのように声をかければいいのでしょうか。
例えば「手すりを持って立ってください」ではなく、「手すりを持ってください」→(持ったら)「立ちましょうか」と分けて伝えると混乱しにくくなります。
また、「体操に行きましょう」を「体操に行きましょうか」と語尾に「か」をつけるだけで、命令ではなく提案になり、本人の意思を尊重することにつながります。
日常会話の0.7倍速くらいのゆっくりしたペースで話すと、聞き取りやすくなるそうです。
ALSOK介護によると、認知症の方には早口の声かけは聞き取りづらく、せかされているように感じやすいとのことです。
【正直しんどい】同じことを何度も聞かれたらどうすれば?
これ、本当に多いお悩みですよね。
「ご飯まだ?」と10分おきに聞かれたり、同じ話を何度もされたり……。
正直、毎回丁寧に対応するのは相当なストレスです。
でも、ここで大切なのは「さらっと答える」ことだと専門家は言います。
また、「物を盗られた」と言われた場合も否定せず、「一緒に探しましょうね」と本人が納得できる対応をすることで心を落ち着かせることができます。
ただ、これを毎日・毎回やるのは本当に大変です。
だからこそ、家族だけで抱え込まず、専門家の力を借りることが大切なんです。
この動画では認知症のステージ別の接し方のコツを医師が解説しています。
本人と家族の負担を減らす相談先&支援制度
認知症介護で一番危険なのは、家族が全部抱え込んでしまうことです。
「自分がなんとかしなきゃ」と頑張りすぎると、介護する側が倒れてしまいます。
専門家に頼ることは、決して恥ずかしいことではありません。
最初に頼るべきは「地域包括支援センター」
「認知症かもしれない」「どこに相談していいかわからない」という段階から利用できるのが地域包括支援センターです。
保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーといった専門職が配置されており、「困っているけど何から始めればいいかわからない」という状態でも相談OKです。
困り事が漠然としていて、はっきり説明できない場合でも問題ありません。「介護のことで誰に相談してよいのか分からない」「親の様子がなんとなく変」といった相談でも、職員が問題点を整理し、どのようなサポートが必要かを一緒に考えてくれます。
引用元: 「地域包括支援センター」の役割と利用方法(太陽生命)
全国すべての市町村に設置されており、住所によって担当センターが決まっています。
「高齢者総合相談センター」など名称が異なる場合もあるので、まずはお住まいの自治体に問い合わせてみてください。
認知症相談の無料電話窓口一覧
直接出向くのが難しい場合は、電話相談という方法もあります。
厚生労働省の公式サイトでも、認知症に関する相談窓口が紹介されています。
先輩介護者の経験を聞けるのも心強いポイントです。
一人で悩まず、まずは電話してみることで気持ちが楽になることもありますよ。
介護認定の申請手順と受けられるサービス
介護保険サービスを利用するには「要介護認定」を受ける必要があります。
認定されると、デイサービス、訪問介護、ショートステイなどの介護保険サービスを原則1割負担で利用できるようになります。
特にショートステイは、介護する家族がリフレッシュするための「レスパイトケア」として活用されています。
この動画では認知症の実例と具体的な声かけを紹介しています。
まとめ
菅直人元首相の認知症公表をきっかけに、改めて「認知症は誰でもなりうる病気」という認識が広まっています。
認知症の家族への声かけで大切なのは、否定しないこと、急かさないこと、そして一人で抱え込まないことです。
毎日の介護で声かけに気をつけるのは、正直とても大変なことです。
だからこそ、専門家の力を借りることで、本人も家族も負担を減らすことができます。
「ここまで読んだあなたは、すでに大切な人のために行動を始めています」。
まずは地域包括支援センターの連絡先を調べておくだけでも、いざというときの安心感が違いますよ。



夫人の伸子さんが公表したこのニュースは、多くの人に「親世代の介護」について考えるきっかけを与えています。
認知症介護で最も大切なのは、専門家の力を借りながら本人も家族も無理をしないことです。