昭和・平成世代向けのWebメディア、LifeGoodTrend編集部です。
2025年11月25日18時01分、熊本県阿蘇地方で震度5強の地震が発生しました。
Yahoo!天気・災害より
この地域では過去に、大地震発生から1週間程度の間に同程度の地震が続発した事例があることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意するとともに、さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もありますので注意してください。特に地震発生から2~3日程度は、強い揺れをもたらす地震が発生することが多くあります。
引用元: 令和7年11月25日18時01分頃の熊本県阿蘇地方の地震について(気象庁)
詳しい情報は以下をご覧ください。
【11月25日発生】熊本阿蘇地震の基本情報

震源地・マグニチュード・震度の詳細
今回の地震の基本データは以下の通りです。
11月25日(火)18時01分頃、熊本県で最大震度5強を観測する地震がありました。震源地:熊本県阿蘇地方 マグニチュード:5.8 震源の深さ:9km この地震による津波の心配はありません。
引用元: 熊本県阿蘇地方でM5.8の地震 産山村で震度5強 津波の心配なし(ウェザーニュース)
各地の震度は以下の通りです。
Yahoo!天気・災害によると、緊急地震速報(警報)も発表されました。

熊本県内で震度5強以上を観測したのは2019年1月以来、約6年ぶりとのことです。
被害状況と現地の様子
現時点で確認されている被害状況です。
震度5強があった産山村役場の職員によりますと、10秒ほど大きな横揺れがあり、本棚や書類が床に落ちるような揺れだったということです。
引用元: 気象庁が午後7時半から緊急会見…熊本県で震度5強(FNNプライムオンライン)
産山村役場は災害対策本部を立ち上げて対応にあたっています。
阿蘇市役所の職員によると、20秒から30秒ほどの縦揺れがあったものの、停電などは発生していないとのことです。
この動画では地震発生時の様子を解説しています。
気象庁の緊急会見内容
気象庁は午後7時30分から緊急会見を開きました。
日本経済新聞によると、気象庁は「阿蘇山など周辺の活火山に変化は確認されておらず、地震と火山活動に関連はない」としています。
政府は首相官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置しました。
九州電力によると、玄海原発・川内原発に異常は確認されていないとのことです。
【専門家見解】2016年熊本地震との関連性
東大地震研「同じメカニズム」と指摘

東京大学地震研究所の笠原順三名誉教授がTBS NEWS DIGの取材に答えています。
例えば、能登半島地震も同じですが、地下の流体が既存の断層に入ってくると、かなり大きな、マグニチュード7.6というような地震を起こす。熊本地震も恐らく原因は、流体上がってきたことによって断層が動いたということかと思います。
引用元: 熊本・阿蘇で最大震度5強はなぜ起きた?専門家「もう少し大きい地震が起こる可能性も」群発地震の懸念(TBS NEWS DIG)
笠原名誉教授は、2016年熊本地震と今回の地震は同じメカニズムである可能性を示唆しています。
地下から上がってくる「流体」が断層を動かすという点で共通しているというわけです。
この動画では専門家による詳しい解説が行われています。
別府-島原地溝帯と地下の流体上昇
今回の震源地域には地質学的な特徴があります。
別府から島原にかけての地下に溝があり、落ち込んでいるのです。その落ち込んでいるところで、九州が南北に引っ張られています。そういうところには、地下からの熱い水が上がってきている。
引用元: 熊本・阿蘇で最大震度5強はなぜ起きた?専門家「もう少し大きい地震が起こる可能性も」群発地震の懸念(TBS NEWS DIG)
笠原名誉教授によると、震源付近には温泉や地熱発電所があり、地下から熱水が上がってきている地域とのことです。
こうした地質学的な特徴が、今回の地震発生に関係している可能性が指摘されています。
能登半島地震との共通点も
笠原名誉教授は、2024年の能登半島地震との共通点も指摘しています。
ただし、今回の地震は規模が小さく局所的である点が異なります。
笠原名誉教授は「今回の地震はかなり局所的なところで起きていますので、むしろ産山村を中心に地震活動があって、群発地震的に起こったのではないでしょうか」と分析しています。
2016年熊本地震がどのような地震だったか、振り返っておきましょう。
熊本地震は2016年4月14日と16日、連続して震度7の揺れが熊本県益城町を襲い、県内で20万棟近い住宅が被災するなど大きな被害を出しました。観測史上初めて同一地域で28時間のうちに2度の震度7を記録した地震です。
引用元: 特集 熊本地震(熊本日日新聞)
2016年熊本地震では、最初の地震が「前震」で、2日後により大きな「本震」が発生しました。
今回の地震が同様のパターンをたどる可能性があるかどうか、注意が必要です。
【警戒継続】本震の可能性と今後の注意点

気象庁「1週間は同程度の地震に注意」
気象庁は緊急会見で、今後の警戒を呼びかけています。
過去の事例では、最初の地震よりも大きな地震が後から発生したケースがあります。
2016年熊本地震がまさにその例で、M6.5の地震の2日後にM7.3の本震が発生しました。
今回もそうしたパターンの可能性は否定できないため、油断は禁物です。
この動画では地震発生時の各地の様子がわかります。
専門家「さらに大きな地震が起こる可能性」
笠原名誉教授は、今後の地震活動について警鐘を鳴らしています。
例えばトカラ列島などもそうなのですが、群発活動はかなり長い間続いて、その中で割と大きな地震が起こる。そのため、今回が最大地震なのではなく、もう少し大きい地震が起こる可能性もあります。
引用元: 熊本・阿蘇で最大震度5強はなぜ起きた?専門家「もう少し大きい地震が起こる可能性も」群発地震の懸念(TBS NEWS DIG)
「今回が最大地震ではない可能性がある」という専門家の見解は非常に重要です。
群発地震の特徴として、活動が長期間続く中で比較的大きな地震が発生することがあります。
今後数日から1週間は、特に注意が必要な期間といえるでしょう。
群発地震の特徴と備え方
群発地震に備えるためのポイントをまとめました。
群発地震では、いつ強い揺れが来るかわかりません。
「次の地震がもっと大きいかもしれない」という意識を持って、備えを万全にしておきましょう。
特に今回の震源地周辺にお住まいの方は、寝室の安全確保や避難経路の確認を今すぐ行うことをおすすめします。
まとめ
2025年11月25日、熊本県阿蘇地方でM5.8・震度5強の地震が発生しました。
2016年熊本地震では、最初の地震(前震)の2日後により大きな本震が発生しました。
今回も同様のパターンになる可能性は否定できません。
「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、今できる準備を整えておくことが大切です。
この情報を周りの方にもシェアして、みんなで備えていきましょう。
最新情報は気象庁の公式発表をご確認ください。



気象庁も「1週間程度は同程度の地震に注意」と呼びかけており、2016年熊本地震との類似点も注目されています。