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不動産投資「みんなで大家さん」で約4万人が出資した2000億円が危機にというニュースが連日報道されています。
不動産投資商品「みんなで大家さんシリーズ」を巡り、不適切な財産管理があったなどとして、全国の出資者1191人が、運営会社「都市綜研インベストファンド」(大阪市)に計約114億円の出資金返還などを求める訴状を大阪地裁に郵送した。
引用元: 「みんなで大家さん」集団提訴 1100人超、114億円返還求め(時事通信)
この記事では、問題の経緯を時系列で整理し、被害の実態や今後の見通しについて、どこよりも分かりやすく解説します。
みんなで大家さんって何?基本をおさらい
1口100万円から始められる不動産投資の仕組み
「みんなで大家さん」は、1口100万円から参加できる不動産小口投資商品でした。
通常の不動産投資では数千万円から数億円もの資金が必要ですが、この仕組みなら少額から不動産オーナーになれるというのが最大の魅力でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額 | 1口100万円から |
| 運用期間 | 通常5年程度 |
| 契約形態 | 匿名組合契約 |
| 運営会社 | 都市綜研インベストファンド株式会社 |
年利7%の高配当が魅力だった
想定利回り年7%という高い配当が「みんなで大家さん」の最大の売りでした。
銀行預金の金利がほぼゼロという時代に、年7%の利回りは非常に魅力的に映りました。
特に退職金を受け取った60代の方々や、老後資金を増やしたい50代の方々にとって、この条件は非常に魅力的でした。
テレビCMでも有名だった投資商品
「みんなで大家さん」は、日曜日の朝の人気ニュース番組などでテレビCMを積極的に展開していました。
時代劇風のCMで「ていへんだ!ていへんだ!」と不安をあおりつつ、「みんなで大家さんをやっているから大丈夫」という内容でした。
この動画では、みんなで大家さんの基本的な仕組みと問題点について詳しく解説されています。
動画で紹介されている通り、6年前に工事がスタートしたはずのプロジェクトの進捗が2.3%しかないという衝撃的な事実が明らかになっています。
何が起きたのか?時系列で整理してみました
2024年6月:行政処分で問題が表面化
2024年6月17日、大阪府と東京都が不動産特定共同事業法違反で30日間の業務停止命令を出したことから、問題が大きく報道されるようになりました。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年6月17日 | 大阪府・東京都が業務停止命令 |
| 2024年6月18日 | 譲渡契約(解約)の一時停止を発表 |
| 処分公表後24時間 | 470人以上が解約申請(総額28億円超) |
行政処分の公表からわずか24時間で、470人あまりの投資家が解約を申し入れました。
2025年7月:配当金の支払いが止まる
2025年7月末に予定されていた配当金の支払いが止まり、8月、9月、10月と3か月連続で支払いが滞るという事態に発展しました。
運営会社は配当再開のために保有資産を売却すると発表しましたが、その価格設定が強気すぎて買い手がつかないという報道もあります。
2025年10月〜11月:集団訴訟へ発展
2025年10月15日を締切とする第1次集団訴訟には1000人を超える投資家が参加し、請求額は100億円規模に達する見通しとなりました。
| 時期 | 訴訟の動き |
|---|---|
| 2025年9月 | 被害対策弁護団が結成される |
| 2025年10月15日 | 第1次訴訟の締切、1000人超が参加 |
| 2025年11月5日 | 1191人が114億円の返還を求める訴状を大阪地裁に郵送 |
この動画では、配当停止と最新の状況について詳しく取材されています。
動画で報じられている通り、バナナ事業として投資を募っていたものの、実際にはバナナは栽培されていなかったという驚きの事実も明らかになっています。
どんな人が被害に?実際の声をご紹介
退職金を投資した60代の方々
定年退職を迎えた60代の方々が、退職金を「みんなで大家さん」に投資するケースが多かったようです。
ある60代男性は「テレビCMを見て信頼できると思った。まさかこんなことになるとは」と語っています。
老後資金を預けた50代女性の悲痛な叫び
全財産1600万円を投資した50代女性の「元本だけでも返してほしい」という悲痛な叫びが報道されています。
投資家の多くは、大切な老後資金を「第二の年金」として運用するつもりだったのです。
被害総額は100億円超の規模に
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 投資家総数 | 約4万人 |
| 集めた総額 | 約2000億円 |
| 第1次訴訟参加者 | 1191人 |
| 第1次訴訟請求額 | 約114億円 |
この動画では、被害者の方々の生の声が紹介されています。
動画の中で、「老後のための資金を補いたい」と考えて投資した人たちの悲鳴が伝わってきます。
よくある質問にお答えします(Q&A)
Q1: お金は返ってくるの?
A: 現時点では返金の目途は立っていません。
元関係者からは「集めた2000億円超はもうほぼない」という証言も報道されており、状況は厳しいと言わざるを得ません。
Q2: 今から解約申請はできる?
A: 2024年6月18日から譲渡契約(解約)の受付は一時停止されています。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 解約はできる? | 現在は一時停止中 |
| いつ再開する? | 具体的な期日は示されていない |
| どうすればいい? | 弁護団への相談を検討 |
Q3: 今後どうなるの?
A: 今後の展開としては、裁判での争いが長期化する可能性が高いと見られています。
大阪府と東京都は2025年10月にも新たな行政指導を実施しており、今後も行政の監視が続くと見られます。
まとめ
「みんなで大家さん」問題は、約4万人が2000億円を投資した大規模な投資トラブルに発展しています。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 被害規模 | 約4万人、総額2000億円 |
| 配当状況 | 2025年7月から全商品で停止中 |
| 訴訟状況 | 第1次で1191人、114億円請求 |
| 今後の見通し | 長期化の可能性、全額返金は不透明 |
こういった投資トラブルの情報、定期的にチェックしておくと大切な資産を守ることにつながりますよね。
被害に遭われた方々にとって、少しでも良い方向に進むことを願っています。
もし身近に同じような投資をしている方がいたら、この情報を共有してあげると役立つかもしれません。


テレビCMでもおなじみだった「みんなで大家さん」に、いったい何が起きたのでしょうか。
退職金や老後資金を投資した方々の悲痛な声も届いています。