12月。
師走である。
そして飲み会シーズンでもある。
ついでに言ってしまえばクリスマス時期でもある。
さらにさらに言ってしまえば恋人たちのクリスマスだ。
ついでに飲み屋のお姉ちゃんだってあなたのことを待っているかもしれない。
▲こんな感じで待ってるかも
筆者も仕事で訪れた(重要)全国の飲み屋のお姉ちゃんから日々営業、もとい、頻繁にメールが来ているわけだが、それはさておいて。
そんな時に大活躍するのがクレジットカードである。
なんせかんせ、手元に現金がなくとも決済ができるため、手持ちの現金はいらないのだ。
ところでこのクレジットカード、限度額というものが存在する。
そして、やっぱり飲み会の時期だから、もうちょっとこう、限度額が増えても良いのでは?という方も多いだろう。
っていうか、限度額ギリギリまでカードが使われている状態で食事に行くのはかなりチキンレースでもある。
え?
チキンじゃなくてビーフを食いに行った、って?
いや、そういうことじゃなくて、ねえ。
話を戻そう。
限度額引き上げは、電話一本で行ける?
この時期、何があるかわからないから、とにかく限度額を上げておいた方が良いのは言うまでもない。
例えば家族で飯を食いに行った時にクレジットカードが切れなければ、父親としての尊厳はどこに行ってしまうのか。
考えただけでも恐ろしい。
なお、独身の方が女の子と飲みに行ってカードが切れなかった時のことについては怖すぎるから書かない。あしからず。
そこで、である。
限度額を引き上げるにはどうすれば良いか?
ということだが、方法は2通りある。
ひとつは、カード会社からの限度額引き上げ作業をただひたすら受身で待つ。
カード会社はだいたい、3ヶ月の倍数(6,9,12ヶ月)くらいに一度、途上与信といってクレジットカード保有者の他社借入状況などを全体的にチェックする。
この時、成績優秀─すなわちきちんと返済をしたり極端に借り入れが大きくなければ、自動的に限度額を引き上げても良し、という評価になることもあるのだ。
で、もう一つ。
こちらから増枠を願い出る方法である。
これは基本的に、カードデスク(カード会社)に連絡をするだけでよい。
もちろん、審査は存在する。
審査に落ちれば、限度額の引き上げはNGとなる。
現状維持というやつだ。
ただし、クレジットカードや各種他社ローンなどに返済遅れがない場合、よっぽどのことがなければ、普通は10万円から30万円程度であれば、ポンと限度額が引き上がる。
取り調べのように丹念に電話で質問されるわけでもない。
「あのぅ、クレジットカードをですね、ちょっと増枠して頂きたいんですが」
「かしこまりました、それでは状況を確認いたしますので、少々お待ちくださいませ。」
(※大人の事情で会話の詳しい内容はカットするが、大体このあと申込者本人からの電話であることを確認する作業が入る。難しいことは聞かれないから、心配はいらない)
~数分後~
「お待たせいたしました、それでは今回の増額でございますが、どのようなご事情でしたでしょうか?」
みたいなことを聞かれるから、正直に
レジャーだったり、
旅行だったり、
まあ、飲み屋のお姉ちゃんとイチャイチャしに行きますみたいなことは言わなくていいけど、
基本的に飲食や家族での思い出作りに使います、
みたいなことを正直に話そう。
ごくごく稀に、なんとか増枠審査を通そうと思って
生活が苦しくて、爪に火を灯すような生活なんです・・・明日の米も買えなくてッ・・・!
みたいなことを言う人がいるが、これは完璧に逆効果どころかその電話一発でカードが利用停止になる可能性すらあるから、絶対に避けた方が良い。
どこの世界に、明日の米に困るくらい返済能力に困窮している人に対してクレジットカードの限度額を引き上げる会社がいるのか、という話だ。
まあとにかく、何事も正直が一番だもんで、遊びに行く金なら遊びに行く金です、と答えてしまった方がどちらかというと印象は良いのだ。
カードは早めに限度額を引き上げて、年末年始にも対応できるようにしておこう。もちろん、ご利用は計画的に、だ。
文:編集長イシカワ
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